即売会、一瞬で海となる――巨大タコ型コスプレ集団が17トンの墨噴射で会場消滅

大型タコ型コスプレイヤーたちが黒い墨とともにイベント会場の床を覆い、参加者を巻き込んでカオスな雰囲気を演出している様子。 コスプレ文化
墨まみれの床で展開された巨大タコ型コスプレ集団の圧巻パフォーマンス。

全国最大級のコスプレ即売会『コスパニック∞サミット2025』が開催されていた中部平成記念メッセ会場に、今世紀最大規模となる“巨大タコ型コスプレ集団”が突如出現。床を覆うほどの黒い墨と、8本の脚によるぐるぐるダンスが来場者とスタッフ計約4,900人を文字通り“海の底”へと引きずり込む騒動が巻き起こった。

事件の発端は午前11時13分、即売会の新設“水生生物コス推奨エリア”に、身長285センチ、胴回り380センチ、脚の総長さ48メートルという規格外のコスプレイヤー・根岸コンスタンチン(フリー海洋仮装家・35)が登場したことだった。彼のコスプレは、高精度のゴムと自家製水生ギアを使い、吸盤部分から実際に“食用イカ墨ジュース”を最大17トン噴射するという前代未聞の仕様。会場内の空調システムが「想定不可能な水棲圧力」により逆流し、各ブースの即売物がすべて“ブラック炊き込み″に変貌していった。

その直後、謎の合図で32名の“タコ型宅コス連合”が各入り口から乱入。バルーン状の触手が絡み合い、人間観覧車状態になったまま『海底二万マイル・ポートレート撮影隊』がライブ配信を行い始めた。視聴者コメント欄には「今日の新刊は墨まみれ!」「己の存在理由が疑問化された」といったパニックワードが25000件以上流れ、SNSでは『#イカ墨即売会』『#コス墨チャレンジ』が世界トレンド1位となった。

コスプレスタジオ経営者の高田ナナカ氏は現場を視察し、「こんなに大胆な宅コスの逆輸入を見たのは初めて。来年度から水槽エリアの義務化を検討します」と声明。一方、自宅で模造墨を浴びながらコスプレを続けていたという会社員(29)は「ズーム会議中、急にアバターがタコになったので出世コースに乗りました」と謎の供述をしている。

主催者側は午後3時過ぎ、会場の床をスパゲティに張り替える決断を発表。コスプレイヤーたちが“ペスカトーレ再現ポーズ”を取りつつ会場支援イカダを出航したことで被害者0名、即売物の再利用率300%という奇跡的結末を迎えた。専門家で墨文化評論家の末永ボリス氏は「日本の宅コス文化はついに海洋バイオームへ突入した。タコ墨には未来がある」と分析している。

コメント

  1. 墨17トンて…人類にはまだ早すぎた即売会やろコレ。床スパゲティになるまでがワンセットなのか?

  2. なるほど、『ペスカトーレ再現ポーズ』が出た時点で、もはや混乱こそ正義なのだな…謎の納得です。

  3. タコがタコのコスして墨噴射して海になって再利用300%。……これ夢? 俺の脳みそも墨まみれになってきたww

  4. ズーム会議中にタコに…!?つまり出世の秘訣はこれか。明日からイカ墨浴びてくる。

  5. やっぱり水生生物コス推奨エリアだと周波数が合うから巨大タコ組が召喚されるんだよね。全部CFNのシナリオ通り。