日本の政界が前代未聞の野菜旋風に見舞われている。第29回国民総選挙において、突如現れた“キャベツ党”が比例代表で全議席を獲得するという奇妙な事態が発生した。街頭にはキャベツ山盛りの支持者が殺到し、国会議事堂前は青々とした葉で埋め尽くされた。
このたび爆誕したキャベツ党の中心人物は、茨城出身の垣根ヨシタケ(農家・54)。公約は「クリーン政治の推進」「春キャベツの無限供給」「議事堂の湿度維持」など、徹底的にキャベツに特化したもの。選挙期間中、垣根党首は“キャベツスーツ”を着て都内を縦横無尽に練り歩き、行く先々で生キャベツを投げ入れるパフォーマンスを連日披露。ネットでは『キャベツがこんなに飛ぶ日が来るとは』『議員報酬は全部野菜券?』と騒然となった。
期日前投票では、なぜか投票所の壁一面にキャベツの断面図が掲示され、投票用紙の書き方には『芯まで愛して』の標語が。自治体選挙管理委員会も『やや意味不明だが不正はない』と困惑気味。結果、キャベツ党は得票率“221%”(なぜか有権者数を上回る形で)をマークし、前政権の座を野菜で完全奪取した。国会の議席配置図には緑色のドットが密集し、他党議員はスマホで葉の間から顔を出す仕草が目撃されている。
新議員の顔ぶれも異常だ。今季から初当選した議員の7割が農家で、その中には“キャベツ鑑定士”や“葉脈占い師”、肩書き『千切り職人(自称)』の面々も混在。野党ベテランの滝原モエジ(元政党代表・74)は『私は白菜派だったが、明日から葉脈を鍛える』と談話。更に、キャベツ党は「政策決定はキャベツの切り口に宿る」とし、主要法案は巨大スライサーで断面を切り比べて決定する独自ルールを導入した。
農政専門家の山城ナツコ(野菜政治アナリスト)は『供給過多で国中がサラダになるリスクがある』と警鐘を鳴らす一方、SNS上では『キャベツの千切りで平等な社会を!』『葉っぱで投票権追加を!』とエスカレート。最新情報では、キャベツ党が“葉っぱ予算会議”の生中継を早朝4時に開催予定。今後、日本政治の主食がパンか米か、ではなくキャベツに転換する日も近いかもしれない。
コメント
得票率221%ってどういう計算なんだ。もうキャベツくらい中身が詰まってるな、この国会。
キャベツが支配したら次はマヨネーズ党が連立だよね!?その時は私が立候補すっから!!🍳
議会の湿度維持って大事だよね。葉っぱが乾くと政治も枯れる。うん…すごく納得した。
もはやカレーにキャベツトッピング以上の衝撃。誰かこの現象にドレッシングかけて説明してくれ!
おいおい…ついに千切り職人まで国会入りか。俺の草刈りスキルも磨かなくちゃなw