山梨県北部で、シニア向けバーチャル・リアリティサービス「おばあちゃん村VR」を利用した高齢者たちの間で前代未聞の現象が発生している。利用者が仮想空間で作った団子が、なぜか現実世界にも“転送”されてしまうバグが確認され、現在全国の祖母層を中心に「団子の雨」が相次いでいる。
現象の発端はオンラインイベント『第1回バーチャル大団子作り』に参加した小野寺梅子さん(78)の証言だった。「仮想団子を丸めていたら、脚の上にリアル団子がポトン。びっくりしたけど、うちの猫は喜んでました」と語る梅子さんに続き、同イベントでは参加者96名中82名が「仮想団子が現実化して落ちてきた」と報告。本来バーチャル空間内だけで表示される“団子オブジェクト”が、最新の没入型センサー技術と何らかのバグを起こし、現実世界に「団子状の物体」として出現、しかも味や温度まで忠実に再現されていた。
開発元のヴァーチャ老舗株式会社は「絶対に物理転送機能は実装していません。センサーは団子ではなく団子の“思念”を検知する設計です」と声明を発表。一方、脳内団子研究の専門家・石原孝仁教授(東京脳波大学)は「高齢者の団子愛がサイバースペースに臨界突破し、団子エネルギーが現実界へ飛び出したのでは」と独自の見解を示した。
SNS上では『団子テレポート体験なう』『VR団子で冷奴を殴られました』『祖母が浴槽で団子を捏ねてる!』など混乱する声が噴出。中には「現実化した団子を再びバーチャル空間に投げ込むと、巨大団子樹がメタバースに生えた」など、現実と仮想が相互乗り入れする二次災害も報告されている。現場取材した団地自治会長の古庄茂(62)は「子どもたちが団子戦争を始めています。玄関が団子の山です」と困惑した表情を見せた。
ヴァーチャ老舗株式会社は、次回イベントで「団子の現実未転送」アップデートを強行実施予定。ただし開発内部からは「今度はバーチャル祖母自体が現実流出しはじめている」との証言も上がっており、科学界・団子業界・祖母勢力の三者による三つ巴の睨み合いが今後も続く見通し。
コメント
え、仮想団子転送って物理法則どうなってるの?もしかして私の冷蔵庫にも団子転送こないかな…(期待)
ばあちゃんたちの団子パワー、ついに現実をぶち抜いたか!!!団子の雨に打たれて修行する時代が来たな。次はタピオカで頼む!!
いや待って現実に団子出せるなら俺の夢もVRで出してほしい てかVRおばあちゃん出現栽培し始めたら地球終わる説w
祖母VS団子VSバーチャルの三すくみ…これはもはや令和の三国志では??アップデート後の阿鼻叫喚が見たいw
わかる…。祖母の団子愛エネルギー、昔からヤバかったもんな。これは…まあそうなるよね。(妙な納得感)