東北地方に広がる大鷺湿原が、突如自らの意思を表明し湿原出身のカエルを“エコ守護者”として推薦したことが自然保護界隈で大きな混乱を招いている。当初は観測機器の誤作動と疑われたが、湿原内の全センサーが「ウチは湿原、カエルが管理した方が効率的」と音声で語り始め、関係者は騒然とした。
大鷺湿原の保全活動はこれまで人間主導で行われてきたが、今週月曜日、湿原各所に設置された生態センサー100台が突如連動。全機器から「エコシステムサービスの持続可能な活用には、両生類による意思決定が有効」とアナウンスが流れた。続けて代表カエルの『カケル・ピョンタ』(7)が湿原中央にジャンプして登壇。約72分に及ぶ“ゴクラクゲコ・スピーチ”を行い、「生態系の声をカエル」と訴えた。
この騒動を受けて、湿原管理組合の理事長・平田環(58)はカエル主体の植林活動を速やかに認める特例制度を施行。「本日より湿原の決定権は両生類サイドに移譲した」と宣言した。湿原内に自生するミズゴケやワタスゲも泥文字で『祝!カエル管理時代開幕』と地表にメッセージを記すなど、前例のない生態系のプレゼンスが一挙に高まった。
一方、SNS上では「カエル議会、次期埋蔵ミミズ問題にどう対応するのか」「トノサマガエル派とアマガエル派の政争が激化しそう」「全国の他湿原もしゃべり出しかねない」と懸念と期待が渦巻いている。自然再生の専門家・牛山棲人教授(46)は「生態系自身が人間社会並みの合議制を導入したことで、地球全体の保全モデルがバグる恐れがある」と指摘したが、現時点では湿原の意思が揺らぐ様子はない。
なお、来週には全国の主要な沼・池・湿地帯で『生態系管理者選抜総選挙』の実施が非公式に予定されており、一部のカモ族や沈黙派のオタマジャクシ勢も立候補準備を進めているという。新時代の自然保護区がどんな混沌の進化を見せるか、今後も目が離せない状況だ。
コメント
とりあえず泥文字のクオリティ見たい。生物多様性が爆発しすぎてついていけないw
え、つまり次は池が自我を持ってサンショウウオ派が台頭する流れ?地球さん、バグのおかわりですね。
まあ、湿原のことは湿原とカエルが決めるのが本来だよね…気づくの遅かっただけかも…。
カケル・ピョンタ7歳、リーダーシップ高すぎ!!ジャンプ登壇って物理的にもリスペクト。
むしろ人類以外の選挙見てみたかったから期待。沈黙派オタマ勢の逆襲きたら全私が沼に沈みます。