飛行型お風呂の定額サービス、地上着陸を完全拒否へ――ユーザー天井貼り付き生活が新常態に

モダンな日本のリビング天井に浴槽と日用品が吸い付くように貼りつく様子。 サブスクライフ
天井に浮かぶ浴槽と共に逆さの生活を続ける利用者の姿。

「次世代のリラックス体験」をうたう新サブスク型バスルーム『空飛ぶ湯船プレミアム』が、人々のライフスタイルに奇妙な波紋を広げている。空中浮遊型の浴槽を自宅天井に自動配達するこの定額制サービス、新年度からは“着陸完全NG”方針を掲げたことで、利用者たちは「降りたいのに降りられない」前代未聞の事態と直面している。

『空飛ぶ湯船プレミアム』は、クフモリュー株式会社が開発した居住型体験サブスク。オンライン申込後、契約者の自宅に“自動浮上湯船F-99型”が配達される仕組みだ。浴槽はリモコン操作で常時天井付近をホバリング。壁の電源コードによっては視覚的な浮遊感が強調される設計で、入浴者も一緒に天井へ吸い寄せられる。“リースバック方式で自宅の床面積を節約できる”など時代にふさわしいメリットを打ち出していたが、なぜか4月から「地上には決して着地しない」運用に突如変更。これにより、入浴中そのまま天井で生活を続けるユーザーが急増している。

天井生活歴2週間となった会社員の鱸雅彦(35)は「最初は子供の夢みたいで楽しかったが、冷蔵庫やカーペット、おばあちゃんの写真まで一斉に吸い上げられてカオス」と証言。一方、天井貼り付きコミュニティでは、“逆重力ヨガクラス”や“エア味噌汁会”など超越的体験が爆誕。湯船からそのまま天井を這いながら出勤準備を始める利用者もおり、家の床部分の価値が急落したとも伝えられる。

専門家会議(座長:バースト岸野博士)の解析によれば、天井貼り付き状態が2週間を越えると「重力観が極度に逆転し、カレンダーや時計を真下向きに貼り替えたくなる心理的衝動」が発症。SNS上では「下から見上げるテレビ番組は新鮮」「卓上鍋パーティーが空中墜落鍋パーティーへ進化」など賛否両論、床派と天井派間の熱い議論が盛り上がる事態となっている。

一方で、契約満了時にどう地上に戻るか、という課題も顕在化。既存契約書には「自己責任での地上帰還」と明記されているだけで、実際には“無限ループ着陸ボタン”や“外部からの逆分解リモート”が申請殺到中。今後、廊下にだけ静かに着地し続けるリース湯船や、隣家から天井経由で入浴者が漂流してくる“クロス天井交流会”など、さらに混沌としたサービス進化が見込まれている。

クフモリュー社は「さらなる無着陸型住宅サービス」を発表する構えをみせており、来月には“空中脱衣所”や“宙吊り冷蔵庫”のサブスク化も噂されている。果たして次世代ライフスタイル提案は、生活文化をどこまで浮かせてしまうのか、目が離せない状況だ。

コメント

  1. え、マジでこれどうやって風呂から降りるの?命綱あるの?というか、俺も天井で味噌汁すすりたいんだけど、猫まで吸い上げられそうで草。

  2. これは重力税の布石だな。天井派を量産して、いずれ床使用料で国ごとひっくり返すつもりだろう。次元の壁も政府の陰謀。

  3. えっ待って。俺の冷蔵庫も天井行っちゃうん??カーペット貼るなら逆さまで貼らなきゃだな!いよいよゴキブリも落下で撃退できる時代きたw