1万本の棒が一斉に回り始める——淀川市「ぐるぐる棒祭り」、格差縮小の新解釈で大熱狂

桜町公園で多くの市民が同じ白樺の棒を一斉に回している様子の写真。 伝統行事の新解釈
格差がなくなった白樺棒が静かに一斉回転する、今年のぐるぐる棒祭りの会場風景。

淀川市にて、今年も伝統行事「ぐるぐる棒祭り」が盛大に開催された。しかし今年は一味違う。市をあげての“格差縮小”の新方針によって、棒の回転速度・太さ・材質に前代未聞の平等規制が加えられ、例年とは全く異なるカオスな光景が生まれたと話題になっている。

「ぐるぐる棒祭り」は、その始まりが1587年・豊臣秀吉の寝坊にさかのぼると言われている、歴史ある行事である。例年は町内ごとに巨木や金属、ガラス、パン生地など多彩な素材の棒を用いて競い、その“ぐるぐる度”を競うという極めて目的不明の内容で市民に愛されてきた。だが近年、資源格差が棒の“ぐるぐる表現”にまで広がり、市議会で「棒の多様性はいいが、競争が行き過ぎだ」と警鐘が鳴らされていた。

今年はついに「ぐるぐる格差是正条例」が施行され、全世帯に一律・寸分違わぬ1.7メートルの白樺棒と、それを回転させるための純正ヒジ用プロペラが配布された。これにより、棒にマヨネーズを練り込む町内や、再生ダイヤで加工する有志グループの技術が全面禁止されたため、会場となった桜町公園には1万本のほぼ同一の白樺棒が黙々と水平回転する奇妙なジオラマが広がった。

市のぐるぐる担当責任者・片埜睦夫氏(44)は、「棒文化の現代化、格差是正、それ以上に“静かな革命”でした。なぜ皆こんなに黙って回すのかと市役所内でも疑問が噴出しており、我々としても説明できていない」とコメント。現地では一部年配者から「昔は回転音が町中にうねっていたが、今はシーンとして怖い。新時代だ」と感想が漏れたが、小学生グループは“シンクロ回し”などの謎競技を開発し、SNS上では「回るってなんだ」「棒に個性を!」と静かな熱狂も広がった。

専門家の杵島雅彦教授(伝統現象学)は、「祭りの目的が当初からズレており、そのズレが加速すること自体が地域資源になった稀有な事例。棒の格差を均一化してなお“謎の熱狂”が残るのは、回すこと自体にまだ意味が生じていないからだ」と分析している。次年度からは“逆回転棒”導入が検討されているという噂もあり、現代化が進む伝統行事はさらなる旋回を見せそうだ。

コメント

  1. 結局、何のために1万本も棒を回してるのかは誰も説明できないんだな…。目的不明なのが最大の伝統みたいで笑った。

  2. グルグル…みんな平等…でも棒だけが回ってる…我々はもはや棒に選ばれし民族となったのだ…さあ次は右ひじも回そうぞ。

  3. 1.7メートルの白樺棒とか絶対カッコイイやつwww 家にも飾りたい!俺も来年こそシンクロ回し参加する!ぐるぐる最高!

  4. なるほど、棒を平等にしたら町が静かになるのか…。うちの家族で取り入れたら、ケンカも減るかも?謎に納得した。

  5. 逆回転棒が来たら宇宙が捻じれるだろコレ。新時代の幕開けはいつも棒から始まるってバアちゃん言ってたし、淀川ガチで未来行き過ぎw