タコ天ぷらで国籍取得?宇宙人向け“天ぷら在留資格”新設に賛否渦巻く

日本の役所で宇宙人が緊張した様子でたこ天ぷらを箸で持ち、多くの人が見守っている場面の写真。 移民・多文化共生
宇宙人がたこ天ぷらを完食しようと緊張しながら挑戦する新在留資格の会場。

今月、政府は突如として「宇宙人および地球外由来知的生命体向け特別天ぷら在留資格」の新設を発表し、国内外で驚きと混乱が広がっている。対象は、地球大気と平均湿度に適応できる宇宙人全般。だが、資格取得条件が“天ぷらを衣ごと食べること”と定められた点が、特にナンセンスさで話題を集めている。

新制度の発端は、極東多彩市のイカリ・ロザーノ行政大臣(51)が、銀河横断列車で来日したエリダヌス星人観光団のために発案したものとされる。記者会見で大臣は「宇宙人には寿司が人気だが、国籍は天ぷらでしか認めん」と真顔で説明。具体的には、平均112度の油で揚げられたタコ天ぷらを、怒った顔文字(>_<)をしながら完食すると、一時的に“天ぷら在留カード”が発行される仕組みとなっている。国内34の“天ぷら庁舎”でこの儀式を目撃した人々は「衣のサクサク音が地球語やさしい日本語と誤認される混乱があった」と証言する。

専門家の間でも意見は割れている。多文化料理学の鳴神ホセ教授(宇宙言語庁)は、「タコ天ぷらは宇宙生物の生体構造を著しく傷つける恐れがある。衣が外れたら資格を失効させるなど、手続きに物理的バグが潜む」と危惧。これに対し、宇宙移民支援団体『ミルキーウェイ共生の森』理事のロボタ・チグサは「あえてナンセンスな条件を設けることで、地球人も異文化に寛容になる。むしろ在留登録窓口でカレーうどんでも導入してほしい」と前向きだ。

市民からもさまざまな声が噴出している。SNS上では「宇宙人なのに天ぷらID写真が全員フラッシュ耐性ゼロで真っ白」「カリカリ在留カードにソースをかけて食べてしまったら資格剥奪なの?」など疑問やジョークが絶えない。一方、“宇宙人差別反対同盟”の地球支部は「天ぷらにこだわらず、焼きそば・蒸しマントウなども認めるべき」と陳情中。

今後、“衣一体型国籍”が多文化共生社会をどう変えるのか注目が集まる一方で、初のタコ天ぷら形式帰化試験に挑んだアンドロイド移民のピロロ・0198号(年齢0.4地球年)は「油でショートしました」とコメントした。政府は2027年までに全ての宇宙人関連資格を“バッター液”方式に統一する見通しだ。

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