深緑に包まれるボンゴレ熱帯雨林で、樹木たちによる未曾有の動きが発生した。現地で最も高くて有名なカラコル樹冠評議会が「年次セルフ植え替え宣言」を満場一致で可決。これに伴い、約12万本の樹木が自らの判断で「好きな場所への根の移動」を堂々と始めている。
評議会議長であり樹齢828年のカシガーリオ・ヌモーレ氏(樹種:カシノキ)は、午前11時すぎ、突然樹冠スピーカーから「本年度より、地形や景観を気にせず各自が根を好きに植え替える権利を持つ」と高らかに声明。植生学者のラスネア・モスリオ教授(67)は「まさか樹木界で憲法改正が起きるとは。根を動かすことで森林バイオマスも移動する。これ以上意味不明な現象を説明できる自信はない」と語気を強めた。
このセルフ植え替え運動により、森の景観は朝夕ごとに一変。2日前まで大木があった谷間には今や木製ブランコ付きのススキが林立し、斜面のど真ん中に居座るキノコ型サクラも発生。酸素濃度も『ときどき猛増するが、それを刈り取ろうとイヌワシが群れで来る』など、事態は混乱の極みに。現地で森林セラピーに訪れていたパンジリア・ハットシロフさん(会社員・38)は「深呼吸のたびに樹木の移動音が響いて心が落ち着かない。でも体内時計が2時間ほど逆転した感覚が新鮮」と苦笑気味だ。
一方、マッシュルーム狩りの愛好家団体『菌糸の目』では「もはやきのこが自己申告で場所を変えている」とし、独自の“菌糸捕獲センサー”の開発を表明。だが、その最初の試作機は木の根の位置合わせに夢中のクスノキ族に持ち去られたという。SNSでも《木の根がWi-Fi並みに移動、#シギラ樹冠大脱走》などのハッシュタグが爆発的に拡散中だ。
今回の背景には、昨年の「隣の木が近すぎる問題」や「斜面仲間割れ事件」など、森林社会内部の複雑な感情変化も指摘されている。バイオマス割り当てを巡る揉めごとは今後の気候にも影響必至との声も高まっており、森林セラピーで訪れる観光客への急な根セットチェンジ警報の発令も現実味を帯びてきた。今後も“動く森”の成り行きから目が離せない。



コメント
森の引っ越しシーズン来たな!来年はエアプランツ並に根ごと空中移動してほしい。観光のたびに場所変わってたら、森林マラソンコースどうすんのw
ちょっと待って。木が動くのはまだしも、きのこ自己申告移動って何www『菌糸捕獲センサー』開発、お願いだから続報くれ……笑いが止まらない
根の移動権を主張する社会。次は多分、葉っぱが赤信号で一斉ジャンプする。もうここまで来たら『木』って何だったのか分からない。酸素濃度もWi-Fiもやりすぎ感
確かに隣の木が近すぎる問題は現実にもある…木々にもプライバシーが必要なのかもしれない。妙に納得した自分がいる。深呼吸したら林が横にいるの、想像しただけで草
まて。樹齢828年のカシノキが議長で、スピーカーから声明?つまり樹冠評議会=新世界秩序だった…?木の根の大脱走は進化の布石!俺も根っこ生やして移動したいぜ