廃棄物を一切出さないゼロウェイスト社会を目指し、奇想天外な新しい試みが全国的に注目を集めている。南北直線500kmにわたって広がる“逆さゴミ箱の森”が一般公開されたのだが、訪れた市民の誰もが驚愕の体験をしているという。
この森は、樹齢5分と推定される人工ゴミ箱樹5522本で構成されており、全ての木が逆さにゴミ箱を咲かせる異様な景観を誇る。訪問者は、森の入口で“マイゴミ”を提出することが義務化されており、入場券は不要だが最低1点の家庭ゴミが必要とされる。しかし森の中に放り込んだゴミは全て、枝を伝って訪問者の背後にそっと“お持ち帰り袋”へ返却される仕組みだ。
プロジェクト責任者のアブリコ・タル科（実行委員長、39）は「持ち込むゴミ以上のものは決して出てこない。どれだけ捨てても『これはあなたの大切な循環資源です』というメッセージ付きで返却される」と語る。更に、森の樹木は一斉に「ゴミよ帰れ、さあ帰れ」と輪唱するプログラム音声を備え、利用者の意識を深層から揺さぶる配慮も施されている。
利用者の感想も意見百出だ。自営業のフバラ・シンイチ（52）は「ビニールごみがマヨネーズの香りとともに返ってきて衝撃だった」と困惑気味。一方、学生のマルタ・ランコ（21）は「なぜか捨てたゴミが10倍になって返ってきた。『自らの消費行動を反省せよ』と森に説教された気がする」とコメント。ネット上では“持参ごみ返却の森チャレンジ”が話題となり、SNSでは「逆さゴミ箱樹を庭に植える！」などの声明が飛び交っている。
都市計画研究の大家、ナタリ・ヘンロン教授（奇妙都市大学）は「容器や資源の『持参』が常態化し、人々がゴミそのものを愛し始めるフェイズに突入している。だが今後、全住民が“ごみ仲間”として出会い系でマッチングする社会が到来すれば、もはやお互いにゴミを交換し合うだけになる」と独自の見解を述べている。今後も逆さゴミ箱の森の拡大と、斬新すぎるごみ削減運動の行方に目が離せない。
コメント
いや、持ってきたゴミ返されるって新しすぎるだろ！それで『深層から揺さぶる』て…まさかゴミからDSのセーブデータまで蘇って来ないよな？
これが新世界秩序の始まりか…全員ゴミ所持義務化。最終的に社会の94%が逆さゴミ箱になる未来、既に予見していた。
『ゴミよ帰れ』って輪唱されたら夜道歩けなくなりそう（笑）次は逆さ対抗で“垂直ゴミ袋タワー”の誕生希望！
なんかわからんけど納得した…ごみと向き合う時代が来たんやな…明日から俺もゴミに優しくするわ…
俺の捨てたレシートが10倍になって帰ってきて、次にレジで“ごみ仲間”と運命の出会いしたらもうバグ社会突入でしょｗｗ