巨大鏡餅型議場で多様性加速!“もち議会”誕生、当選者の半数は勤務地不明

巨大な鏡餅型の議場の内部で、多様な議員たちが粘着性のある議席に座り、入口では餅つき機械が稼働している様子。 地域政治と地方創生
玉那郷のユニークな巨大鏡餅型議場で開かれる“もち議会”の様子。

霞ヶ浦県の新興自治体・玉那郷が、全国初となる「巨大鏡餅型議場」での“もち議会”を開始したことが大きな話題を呼んでいる。最も注目を集めたのは、当選者30名のうち15名が“勤務地不明”とされる関係人口による議席獲得であり、官民連携による史上最もナンセンスな地方創生モデルになりつつある。

玉那郷の新庁舎は、高さ30メートルの本物の鏡餅(合成餅素材使用)を模した構造で、来庁者は全員、議事堂入口で一度詰まった後、地元青年団による“餅つき機械式フィルター”で再び分別される仕組みだ。内部では議員全員が粘着質の議席に着席、時折議論が白熱すると物理的にくっついて議決は強制的に全会一致となる。今回初当選した関係人口議員の一人、転職活動家の蒲生わらびさん(38)は「私は常にどこにもいるし、いない。地域ベンチャー推進のため、まず自分自身の居場所を議題にしたい」とコメントした。

この“もち議会”の公約の中核に据えられたのは、ダイバーシティの徹底追求だが、議員に“もちアレルギー”持ちが2割含まれており、議場では毎回大量の空き箱とステッカー(仮装用)が配布されている。地方創生担当者の種火太一課長(55)は「全ての人――たとえば宇宙移住希望者や多次元ベンチャー設立者――が、この厳密な混沌を知ってほしい。将来的には地球外在住議員の遠隔当選も目指している」と語った。

また、移住促進策として、任意団体“もちの皮向け探偵団”が議場内で市民調査を実施。出口調査の結果、8割が「知らないうちに引っ越していた」「気づいたら複数の住所を同時に所有していた」という珍事が確認された。ネット上では「餅に巻き込まれ恐怖症が再燃」「オンラインで餅同伴勤務したい」など様々な声が寄せられている。

専門家の桂木たま麻(地域政治研究家)は「首長の職務が、たまに消える議員の席を埋めることで一日潰れることも想定外だった。だが、不在が地域資源化しつつある点は新たな官民連携モデル。今後は“居ない人”専門スタートアップも台頭するとみられる」と分析している。玉那郷のもち議会が、どこまで境界線を溶かしていくか――全国自治体が餅肌を震わせて注視している。

コメント

  1. いやまず、議員の半分がどこ勤務か分からないって…透明性にも程があるだろw でも強制全会一致にはちょっとウケた。物理的粘着力すごい。

  2. やっと宇宙移住希望者にも議席が!僕もいつか地球外から投票したい。っていうか次元超えて当選したい。

  3. 新しい地方創生の形としては…何も分かりませんでした。でも空き箱も配る徹底ぶりに謎の安心感。

  4. もち議会爆誕!!! 議論が白熱して物理的にくっつくって、それもう漫才では?? 次はどら焼き型市役所も希望〜!

  5. 『自分自身の居場所を議題にしたい』って名言すぎる。私の人生も会議にかけてください。