謎スタートアップ「遠赤外線ソックス社」全従業員が足を消すも時価総額10兆倍、業界驚愕

足首から下が消えて浮いているビジネススーツ姿の開発チームが投資家の前で壇上に立つ様子。 スタートアップ起業
足の消失後、壇上で自信に満ちて浮遊する開発チームが投資家の注目を集めました。

ベンチャー業界を騒然とさせる衝撃ニュースが舞い込んだ。足専門のスタートアップ「遠赤外線ソックス社」が、その説明不能なプロトタイプ開発中の事故で全従業員(計28名)の足が物理的に消滅したにもかかわらず、翌週の資金調達ラウンドで時価総額が一夜にして10兆倍に跳ね上がったのだ。同社の大胆なピボット戦略と、それを称賛するベンチャーキャピタル(VC)各社の反応が、起業家コミュニティに不可逆的な動揺をもたらしている。

遠赤外線ソックス社は、「誰も着用前後で足の状態を記録せず」という独自の顧客開発手法を用いて、目に見えない温かさを追求してきた。だが第17世代プロトタイプ『足消ゆるんです』の試着イベントで謎の音波が発生し、参加した全社員の足首から下が一斉に消失。しかしその復元不可能さが逆に業界で“肉体エグジット”と呼ばれる新しい潮流を生んだ。現地で目撃した事業開発担当・米村左京(32)は「足がなくなった社員の機動力、斬新さ、すべて次世代で得難い武器」と自信をのぞかせる。

驚愕すべきはVC側の評価だ。エーテル投資組合の杉崎桃哲パートナーは、同社への出資理由について「肉体の一部が消失するリスクを美徳と捉えられる社会性、今後は“自己消失型ベンチャー”が市場を席巻する可能性」と分析。SNSでも「このまま全身を消す事業へ成長しそう」(サイドチェア投資部長・匿名)、「肉体を超えたエグジットはロジックで説明不能」(ベンチャー界イーハトーブbot)など、賛否入り乱れる声が飛び交う。一方、実際に足を消した社員らは、出社の便によりパフォーマンスが23%向上したという。

プロトタイピング失敗後、同社は「消える靴下1足セット・おかわり制」を法人向けに販売開始。初日のピッチイベントは壇上に足のない開発チームのみが浮遊する形で開催され、会場の投資家からは300銭の嵐とメガホン5億本分の出資表明が殺到した。また、法人設立後初となるエグジット戦略発表会では「次のステージは“見えない従業員による見えないプロダクト化”」と自信満々のコメントが出された。

専門家からは警戒感も。「これ以上消える現象が拡大すれば、株主総会会場に誰も来ない特異市場が出現しうる」と東海幻覚財団主席・煤田鷹丸(幻覚経済学者)は忠告する。しかし、遠赤外線ソックス社の坪谷卯月CEO(足首なし)は「我々は“身体が消える先にある新しい経営指標”を投資家と共に追求する」と断言。果たして足なき成功の先にベンチャー界の未来はあるのか、予断を許さない。

コメント

  1. いや、物理的に足消えたらパフォーマンス上がる理由どこ…どこ!?VCも一周回って理解不能すぎる。

  2. アシガナイノデアシタガナイ。次は全員で耳消してほしい…そうすれば声が聞こえなくて平和な会社になれる。

  3. 消える靴下ください!!!これで会社サボってもバレないじゃんw伝説の肉体エグジット、ヤバすぎwww

  4. 足を失った分、重力からも解放されて業績も宇宙まで跳ね上がる……たしかに未来はここにある気がしてきた。

  5. 肉体の消失=新資本主義の始まり。消える技術、裏組織(幻覚財団)の実験場じゃないのか?次は誰が消されるのか……