巨大“推し化”現象!YOASOBI歌碑をコスプレ群衆が完全占拠、街がアニメ聖地ごと変身

大型の歌碑の前に、多彩なコスプレをした大勢のファンが推しグッズを身につけて集まり、空にはキャラクター型の雲が漂っている様子。 ポップカルチャー
YOASOBI歌碑前で推しファンたちがコスプレと合唱で熱狂する週末の一幕。

全国的な推しブームとコスプレ文化の融合が、地方都市・夢見坂のランドマーク『YOASOBI歌碑』を想像を絶するカオスへと導いた。週末に発生した「推しへの物理的憑依祭」は、地元の文化人類学者すら頭を悩ませる一大社会現象となっている。

事件の発端は夢見坂商店街連合が開催した『第1回 YOASOBI歌碑前全力推しコス勝負』。当日は全長12メートルの歌碑前に全国各地から『推し』グッズを身にまとった1,700人以上のファンが集結。参加者の平均推しグッズ装着重量は14.3キロ。コスプレイヤーで主婦の砂場リエ子(36)は大型の推しクッション9個、全身型卓上ライト3基、推し曲がランダム再生されるメガネ型スピーカーを装備。「正直、自分が推しに乗り移られつつある実感がある。不意にYOASOBIになってしまいそうだった」と語る。

さらに、コスプレ群衆の過熱ぶりは予期せぬ副産物を生んだ。歌碑を囲んだ推しファンたちが一斉に推しソングを合唱し始めたことで、周囲の電波時計400個が急停止。地元の電波管理局嘱託によると「推しパワーによる時空共鳴現象が発生した可能性が高い。歌碑の刻まれたサビ部分と現場の人波の同化により、局地的にカウントアップが無効化された」とされる。周辺住宅ではその後4時間にわたってCO2濃度が通常の8%に上昇し、未確認の推し型雲が終日上空を漂う現象も観測された。

SNSでも混乱は拡大。『#YOASOBI歌碑になった』、『#推しの物理降臨』といったワードが急浮上。会社員の麒麟田ハジメ(44)は「休憩中に見に行っただけなのに、帰りには身長が推し曲1小節分伸びていた。妻にも説明できない」とコメント。推しグッズ販売業者・卵殻ピンク(38)は「売上げは昨年比9700%増。だが深夜に納品した“推しビーズ”が語りかけてきて怖い」と困惑気味だ。

専門家の間では「推し憑依現象」は加速するとの見立ても強い。神戸ODE流大学・推し学部教授の八木下テトリウスは、「人々が物理的に推しへと忍び寄ることで、“アニメ聖地”なる都市空間が自己増殖する局面にある。推しグッズの自我覚醒、大型歌碑の歩行移動化など、今後さらにバグった町並みが形成されても不思議はない」と冷静に語る。果たして夢見坂は、誰の“推し”によって完全に占拠されるのか。街全体が推しグッズ化する未来も、決して絵空事ではなさそうだ。

コメント

  1. これもう推し祭りというより推し災害でしょ。電波時計止まるって物理的被害が出てるの、ただのフェスじゃ済まされない気がする。

  2. 推しビーズが語りかけてきた夜、私は雲となり空を漂った…誰かこの現実から推し型抜け殻を回収してください。

  3. 俺の推しは伸び縮みするし、歌碑が歩き出すらしいし、次は推しの鯖缶が空を飛ぶんじゃない?推しパワー限界突破www

  4. やっぱり推しの力って物理法則曲げるんだな…時空共鳴とか普通に納得した自分が怖い。

  5. これ絶対、国の推しグッズ産業支援の結果だよね?実は推し型雲も気象操作の実験か!?みんなも気をつけて!