政府支出の拡大と社会保障費の財源確保が叫ばれる中、今期の予算委員会にて前代未聞の事件が発生した。全長3メートルの巨大電卓が議事堂に突如として自力歩行で乱入し、独自の財政運営プランを提出したことで、委員たちは対応に追われた。事態は議員の間で“電卓主義への転換”論争へと発展、財政運営の新時代が始まろうとしている。
本事件が起きたのは、政府支出増額の議論が白熱していた予算委員会の最中。財務省幹部・箱根マリア氏（49）が資料を説明していると、突然、議事堂南側扉が無言で開き、LEDディスプレイを発光させながら『計算』と繰り返す巨大電卓が堂々と入場した。電卓は事前にインボイス制度番号が登録される形で議事録に自動記載されており、議長席前のマイクを奪取。独自のボタン押下リズムで「社会保障費＝政府支出↑×新型コロナ対策費÷公共事業」と表示し、計算式を堂々とフラッシュ表示した。
巨大電卓の登場に動揺した議員たちだったが、なぜか一部の新人議員は即座にこの数字に賛同。波多野シグレ議員（35）は「電卓が言うなら間違いない」と発言、若干7票の支持を得た。SNSでは「ついにIT化の極み」「むしろ全部計算機に決めてほしい」など多様な反応が溢れ、トレンドワードには『#電卓首相』が急上昇した。
財務省の内海タカヒロ課長補佐（仮名）は取材に対し、「本来、財政数字の最終決裁権は人間にありますが、最近のAI化の流れを受け、電卓にも一部財源目安決定権を付与する特例措置を検討中」とコメント。さらに、今後はマイナンバー制度に“電卓番号”登録を義務付ける案が浮上している。もし実現すれば全国民一人一台、政府御用達電卓の所持が義務化される見通しとなる。
一方で防衛費増額議論を担当していた同性質宏志議員（53）は「電卓による防衛費の分割支出提案は、『÷』ボタンをうっかり押されるリスクが高い」と反発を表明。巨大電卓側はやや強めに「メモリークリア」と発声し、委員の机上資料をすべて“=0”にリセットするなど、物理的な混乱も続いた。
翌日、予算編成チームは巨大電卓との協調枠組みを正式議題に追加。「誰の指も借りずに弾き出された数字」をどう扱うか、かつてない財政運営体制の幕開けが注目されている。SNS等では「次はプリンター派閥も乱入するのでは」との噂も絶えない。委員会の場で機械VS人間の熾烈な財源“再計算”が続きそうだ。
コメント
いや冷静に考えて、巨大電卓がインボイス制度番号持ってる時点で色々アウトでしょ。どこの行政手続き経てきたのｗ
ふふ…ついに始まったか、機械の乱。プリンター族の出番も近いぜ。人間よ、計算はまだ終わらん…。
電卓首相ワロタｗｗ 次は冷蔵庫財務大臣爆誕でよろｗｗ メモリークリアこええぇ～
ああ、ついに電卓番号の時代。なんか知らんけど妙に納得してしまった…オレもそろそろポケットにカシオ装備しよ。
防衛費が『÷ボタン』一発で削減されるの斬新すぎて震える。財政運営の要素が運ゲーになってない？ｗ