静岡県フシギ市で、突如として上空から熱湯が降り注ぐ不可解な現象が続出している。市の環境技術研究所が開発した「沸騰雲製造機」の実験が発端となり、市民たちは急激なエネルギー自給の可能性と、かつてない入浴乱舞の危機のはざまで揺れている。
騒動の火種は、環境技術研究所主任の羽生由紀夫（52）が『地球に優しい自然冷媒』として発明した沸騰雲製造機こと「ボイルクラウダー」によるものだ。同装置はタンクにためた湖水を“踊るほど回転するウミガメ型加熱コア”で一気に超沸騰させ、巨大な蒸気の雲を上空に噴射。雲は都市上空で凝縮、やがて熱湯のまま雨となって奇跡的に降下する、という未知のサイクルを生み出した。
この現象によりフシギ市では、家庭や工場の配管に熱湯を直接つなぐだけで“無限のスープ在庫”と“蒸し風呂エネルギー”が得られるようになった。一部スーパーでは『爽快！上空沸騰水生中継パック』なる商品まで発売され、噴出アート集団「煮え滾る空」が夜な夜な空中鍋フェスを開催するなど、街は思いもよらぬ熱狂（文字通り）に包まれている。
一方で、熱湯警報が発令されるたび商店街では『入浴券付き避難バッグ』が飛ぶように売れ、市民たちは『雨が降ったら裸で待て』『傘より湯桶』といった謎の標語を掲げるに至った。街の中学校では『熱エネルギーと裸の持続可能性』をテーマにした討論会が開かれ、「年300回の大規模入浴こそ、どんな省エネにも勝る」と結論づけられたという。
専門家の間でもこの技術の評価は分かれている。環境評論家の平本スグル氏（74）は『上空で沸騰する水という発想が既に物理法則に挑戦しているが、経済の救世主になる可能性も否定できない』と指摘。SNSでは『フシギ市の空から熱湯→お湯割りの街』『加熱型雲、節電も湯ざめも解決』など前代未聞の使い道が連日議論されている。市議会は近く“曇り時々湯”条例の制定を目指す構えだ。
なお、現在も沸騰雲は進化を続けており、羽生主任は『次は味のついた雨を降らせることで“ラーメン畑”が育つ持続可能な未来を描きたい』と熱く語っている。フシギ市の空に、さらなる未曾有の“旨味革命”が訪れる日は近いのかもしれない。
コメント
いや、そもそも雲って煮えないから！豪快に物理法則置いてきぼりで好き。次は冷やし中華の霧も頼む。
熱湯を浴びればすべて浄化される…私はすでに6回目の空中入浴だ。次はスープパックで飛ぶ予定。フシギ市、ついてこられるか？
つまるところ、みんなで裸で踊れば省エネってコト！？ヤバすぎ天才認定ww #空中鍋フェス参加希望
なぜか自然とうなずいてしまった。“曇り時々湯”って、もう天気予報の新境地だと思う。
これもきっとUMAの仕業。ウミガメ型加熱コア…やはり古代文明のスーパー技術を流用しているとしか。政府の説明を待つ。