投票ウネ発見される 選挙に挑むカブと1000人の市民、史上初の集団“野菜帰化”認定

巨大なカブが地面から現れ、驚いた市民たちが円を作って囲んでいる野外の様子。 市民権
巨大カブの出現に市民たちが手を取り合い、輪になって見守る異例の光景。

前例のない事件が国会議事堂を揺るがせている。ノエリア州中央選挙管理委員会は、先週末に開催された市民参加型演説会場で、突然土中から現れた巨大カブを『意思を持つ有権者個体』と認定し、カブおよびその周囲に密集していた約1000人の市民に市民権の再認定を求める異例の対応を発表した。

事件の発端は、アルテモ・マシゴ議員(43)の選挙演説中だった。野外特設会場で有権者へ向けて地域貢献の重要性を説いていたその時、壇上裏で突如土壌が激しく波打ち、直径2メートルのカブが“地響きとともに”出現。群衆は驚きつつも即座に集合し、なぜか抱き合い輪を作りはじめた。騒ぎの中でカブからは「ワタシ、投票、楽シミ」と明瞭な発声が記録され、その場にいた選管職員・早澄サエコ(29)は『初めて植物に意見された。事態の重みを感じる』と証言している。

中央選管は直ちに専門家チームを派遣し、生物学・社会学・選挙法の各方面から調査を実施。代表のサルマノ・グレニ技術官(54)は『カブ個体は根の振動で伝達神経を形成し、地域社会の“市民権義務感”を吸収する特殊な生育過程にあった』と分析。さらに、その周囲で踊っていた1000人近い住民は全員『自分がカブの分身かもしれない』と一様に主張し始めた。

SNSでは『うちの庭のダイコンにも投票権を』『義務教育は畑で野菜から学ぶべきだ』など賛否両論が渦巻く。フォロワー15万人を誇るインフルエンサー・ガンダリ葉月(仮名)は、『国籍とか関係なく、みんなで根っこでつながろう』と呼びかけ、早くも野菜系政治参加キャンペーンが拡大の様相を見せている。

政府は当面、カブ個体に市民番号を割り当て、地域社会貢献の一環として投票所に仮設の畑を設置する方針。文部省も『義務教育へ“畑科”新設を検討中』と発表した。今回の事件を受けて、移民政策や多文化共生の概念が「土壌」から再検討される異例の展開となっている。

コメント

  1. いや、カブに市民権はさすがにやりすぎでは…?選管どうした。まず理性を取り戻して。

  2. 畑の精霊に踊らされ我々は根と化すのだ!市民番号は9桁のカブ次元だ!!全員大地に膝をつけーー!!!!!

  3. いやそのままダイコンとピーマンも政治家デビューしたら、日本もっとスパイシーになる説www

  4. なるほど、野菜目線の政策が増えれば農薬問題も根本から変わるかもしれませんね。わりと納得。

  5. ついに来たか…文明の支配層が野菜にすり替わる時が。お前ら、人参も油断するな、やつらもずっと狙ってる。