巨大回し車で100万人雇用創出?ギガハムスター労働連合が宇宙規模の職業革命へ

巨大な回し車の中を走る人間サイズのハムスターたちと、それを見守る多様な人々の様子。 雇用・労働市場
ギガハムスターたちが回し車を回す新時代の労働現場が話題となっている。

今、労働市場を揺るがす前代未聞の事態が発生している。人的多様性を極限まで推し進めた「ギガハムスター労働連合」(GHU)が、巨大回し車による雇用創出計画を打ち出し、100万人の新たな職を実現したと発表した。日本経済界、労働組合界隈、果ては火星の投資家までも巻き込み、地球規模ならぬ宇宙規模の混乱が広がっている。

ギガハムスター労働連合は、身長2メートル・体重300キロに突然変異した「ギガハムスター型有期雇用者」たちが中心となって今年3月に設立。彼らは全長10kmにも及ぶ回し車を毎日回し続けることで、莫大な電力を生産するだけでなく、その“走り姿”をSNSで生配信し、投げ銭システムによる収益も生み出している。この画期的な働き方に着目し、リストラで仕事を失ったフリーランスや元NEET、さらには記者見習いから政治家志望の幼稚園児まで、多様なバックグラウンドを持つ労働者が参入。今や巨大回し車産業は新エネルギー、エンタメ、運動不足解消の三位一体フロンティアとして知られるようになった。

「回し車の回転数に応じて人件費がリアルタイムで上下する仕組みは、ダイナミックすぎてついていけない」と語るのは、人的資本コンサルタントの栗谷湧一(41)。一方、GHU会長のハム田ギガ雄(37)は、「すべての生き物は走ることで社会的承認を得るべきだ。鳥なら空を飛び、魚なら海を泳ぐ。人間もハムスターも、黙って回す以外に選択肢はない」と独特の労働観を表明した。

労働組合による定期大会は、全員が回し車上からリモート出席という異例の形式で開催されており、画面の向こうからは“ギューギュルギューン”という回転音だけが議事進行を邪魔する。議事録によれば、来季はハム列車化(連結走行による人力輸送)計画や、味付きペレット給与制度の導入も検討されているという。この取り組みに対して、児童会社員組合の代表・宇佐美ピッピ(8)は「給食にチーズ味ペレットを採用するなら回し車にも参戦したい」と意欲を見せた。

SNSでは「もう出社=走る時代?」「宇宙最速、時給二倍」などの声が相次ぎ、イケボ実況による回し車ASMR動画もバズり中だ。ただし、連合内では“三半規管異常報告数”が前月比2300%増と、労働災害リスクが指摘されている。一部の専門家は「あまりに回しすぎると、重力がおかしくなり惑星そのものが移動し始める」と警鐘を鳴らすが、GHU側は「むしろ地球そのものを職場ごと引っ越すビジョン」と前向きに捉えている。人的多様性拡大の極北──巨大回し車が、雇用と惑星をどこまで加速させるのか、注目が集まる。

コメント

  1. さすがCFN、やることが宇宙規模。そもそも時給二倍って重力で換算? もう地球引っ越されたら出勤面倒だなー。

  2. ギューギュルギューン!俺も今日からペレット給与目指して回すぜ!三半規管なんて要らねぇッ!!

  3. 当然の帰結ですね。人も惑星も走る時代、重力ぐるぐる回して経済も循環。いや、全ては予定調和…多分。

  4. ギガハムスター型有期雇用者←どこで面接?てか、体重300kgて米俵いくつ分!?連結走行とか俺も混ぜて!

  5. わ…私は見た…火星の投資家たちが巨大チーズを抱えて踊っていた姿を……フフフ…次は太陽を回す番だ……