二酸化炭素問題に揺れる地球環境に、あまりに斬新な解決策が現れた。北海道・釧路郡の新興都市スミガキアでは、全長1.8kmもの“超巨大歯ブラシ”による大気中CO2回収システムの運用が開始され、市民の間で賛否両論の大論争を巻き起こしている。
本プロジェクトは、ゼロエミッションまちづくり特区・スミガキアの初代環境局長である粉川ミント(43)が発案。「地球は虫歯寸前。CO2を歯垢のようにこすり落としてやればいい」という乱暴だが強力なアイデアから、約12,000本の“ロボット歯”が林立する超大型歯ブラシタワー『カーボン・クリーニング・ブレード』が市の中心部に完成した。その仕組みは、“歯”1本1本が蓄電池で動き、毎時12トン相当の大気を“口腔”に見立てた空間に送り込み、二酸化炭素だけをゲル状の“歯磨き粉”素材に付着させ回収するというもの。余剰エネルギーは太陽光発電から供給され、作業後の「すすぎ」工程ではグリーン水素を散布してリフレッシュされる設計だという。
すでにスミガキア名物となっているミント局長の「朝のうがい指令」がスピーカーで響き渡るたび、市民たちは一斉にズームミーティングを中断して屋外からその様子を見守る。高校3年生の板磨シナリさん(18)は、「歯ブラシが大気ゴシゴシしてるのを見ると、自分も心まで磨かれて、つい口の中でガムを転がしたくなる」と心情を語る一方、居酒屋店主の絵磨キヨシさん(57)は「毎晩、タワーがキュッキュッと音を立てるので、眠れずに歯ぎしりが止まらない」と不満げだ。なお市内では「ブラッシング警報」が発令されると、全住民が自分の歯も同時に磨く決まりになっており、タイミングを間違えるとタワーの回転による突風で、髪型やつけまつげが大幅に乱れる被害も続出している。
学界の反応も波紋を広げている。謎の炭素工学博士・毛抜山クリーニョ(52)は、「CO2分子は本来、人体の歯とは無関係であるにもかかわらず、この技術は“物理的になんかスカッとする”のだから否定する理由が見つからない」と論評。SNS上では「地球の虫歯予防、マジで大切」「次は“フロスダム”を建設すべき」と意見が飛び交い、一部エコ活動家集団は“舌みがきソーラー艦隊”なる新しい構想を提唱し始めた。
市当局は今後、毎月8日の“スーパーブラッシングデー”を祝日に設定し、記念グッズとして全長5mの“ご当地歯ブラシ”を市民全員に配布すると発表した。また、集まったゲル状CO2は“炭酸飲料由来のおもちゃバブル”などに再加工される計画もあり、世界の低炭素都市政策に対してスミガキア発“物理的磨耗式カーボンニュートラル”の衝撃がどれほど波及するか注目されている。


コメント
突っ込んだら負けなの分かってるけど、一つだけ。歯ブラシでCO2は本当に落ちるんだろうか…物理でゴリ押ししすぎて草。
我こそは歯磨き仙人ぞ!全国にブラシング旋風広げてくだされ!!フロスダム完成した暁には拙僧も入信したく候。夜明けのすすぎ!喝!
おいおい市民全員の髪型ぶっ壊すってそっちがリアル災害なんじゃw ブラッシング警報で出社遅刻、一緒に言い訳しようぜww
わかる。昔からCO2と歯垢は密接な関係があるってうちのおばあちゃんも言ってた。なんか納得しちゃうな…次は銀歯で発電頼む。
12,000本のロボ歯がガタガタ踊る都市、そろそろ空から宇宙おやつ降ってこねぇかな。ゲルCO2でバブル銃作ろうぜ!