2.5次元俳優が“舞台”に大変身、新メディアミックスで千秋楽が混沌化

俳優が巨大化して横たわる舞台装置となり、その上で他の俳優が演技する劇場内の様子の写真。 2.5次元舞台
俳優自身が舞台装置となった、革新的な2.5次元演劇の千秋楽風景。

舞台好きの間でいま最も話題を集めているのは、2.5次元俳優自身が“舞台そのもの”へと変身する前代未聞のメディアミックス企画である。先週、蜂須賀ミドリ座で上演された新作『逆転!人間舞台ストーリー』が千秋楽を迎えたが、その様子は常識を覆すものとなった。

同作では、主演の俳優・扰木クシロ(27)が「ステージセット」として登場。巨大化した彼が観客席の中央に横たわり、その背中や腕の上で他の俳優たちが物語を演ずる構造で上演された。演出家の跡部ナタリア(52)は「二次元でも三次元でもない、中間ではなく“俳優次元”が必要だった」と語り、俳優がセットに“脚色”される発想に至った経緯を熱弁した。途中、照明スタッフも興奮のあまり小躍りしながら俳優をペイントし続ける場面も見られた。

本公演では観客にも独自の参加が求められた。希望者は開演直前に配布される“人体舞台マニュアル”を参考にし、俳優の肩や手に登壇して観劇体験を味わった。SNSでは「#肩越し千秋楽」「#脇腹席プレミアム」といったハッシュタグがトレンド入りし、なぜか途中から観客全員がセットの一部としてキャストから雑巾がけを命じられる展開も。顕著な盛り上がりを見せた。

メディアミックス展開も尋常ではなく、既に“舞台になる俳優フィギュア”が全国書店の棚を独占。勘違いした一部業界誌は「舞台が演技を始める時代」と見出しを出し、若手評論家の香織ツカモト(34)は「物理法則を捨て去る脚色こそが次世代表現」と分析する。なお、公演終了後も観客の数名が降りられず、肩の上で小規模な歌謡ショーを始めたため終演が7時間押しとなった。

公演を体験した会社員の間嶋ユウト(41)は「途中から自分が舞台なのか、誰が俳優なのか分からなくなったが、人生について考えさせられた」と語る。一方、千秋楽限定で応援に現れた“舞台の魂”を名乗る人物が出演者全員と腕相撲を始めたという未確認情報もあり、今後は舞台そのものが客席に移動する方向でシリーズ化も検討中だという。

コメント

  1. 肩越し千秋楽、参加してみたかった…っていうか次回は舞台が客席に移動するってどういうこと!?物理法則と仲直りしてから出直してきてw

  2. え、え、僕も今日から舞台になれるの??雑巾持参で参戦予約してもよいか!?いやむしろ、今このコメント欄に巨大化して寝そべってもいい?

  3. まあ確かに、次は観客が全員俳優で俳優が全員観客になる流れですね…逆転の美学、なるほどです(謎納得)

  4. 途中から観客全員で雑巾がけ!?誰が誰のために存在してるんだよ!w 舞台と客席が和解した瞬間を見届けたかった…

  5. これぜったい舞台の魂とかキャスト全員腕相撲とか隠されたメッセージあるでしょ…世界再起動の前兆でしょ…みんな目を醒ませ…!