特許取得!「転生トースター」誕生 焼き上がりで次元を超える家電革命

異次元のパンやネギが飛び出す近未来的なトースターを驚きと興奮の表情で見つめる人々の様子。 発明
転生トースターΩによって、思いもよらぬ食材や家電がキッチンに出現する瞬間。

焼きたてパンの香りに誘われ、家電の常識がまた一つ崩れ去った。琵琶湖沿いの家電スタートアップ「チューニング苔電」が、食パン以外も“焼きながら転生”できる全自動家電『転生トースターΩ(オメガ)』の開発と特許取得を発表した。初回テストでは11枚の食パンと2本のネギ、さらには起動音を奏でるだけの旧型冷蔵庫が時空転移に巻き込まれたという。

開発責任者の齋田ユートピア刀(さいた・ゆーとぴあかたな、41歳)は記者会見で「今まではパンにバターを塗るだけの退屈な時代だった。我々は“焼く”という動作にDXとロボティクス、さらには宇宙開発の技術を融合、物体と意識を非論理的に並走させました」と説明。焼き上がりのたびに中から違う次元のパン、時にはイカ墨シフォンケーキや完全体ナス惑星(直径12cm)が現出し、社内では歓喜と困惑の声が交錯している。

このトースター最大の特徴は、そのNFT連動機能だ。焼き上がった瞬間、中から出てくる食材や家電、極稀に混入する“住民票”や“爽やか20代男性の声”までもが自動でNFT化される仕組み。NFT食パンを受け取ったユーザーは“再販不可”や“食感評価の強制提出”など、まったく意味のない呪文を書き込まされる。これに対してSNS上では「朝食NFT集めてたら2次元の祖母が屏風から話しかけてきた」「電子レンジを焼いたら洗濯機が迷子になった」など、ユーザーの次元間混乱報告が相次ぐ。

専門家の見解も割れる。宇宙哲学家・梶間撫之助(かじま・なでのすけ)は「焼成による次元再分配自体は珍しい現象。だが、焼きミミズが90世帯分のIDカードを生成した事例は注目に値する。我々の宇宙観の再定義が迫られている」と語る。一方、スマート家電評論家の並木リコリス(43)は「IoT家電は生活空間にもともと幻覚的要素を帯びていた。“焼き”に本格的な魂転写機能が加わった今、調理と宇宙漂流の境界線は事実上消滅した」と肯定的に評価した。

発売前から異例の予約騒動も発生している。ある主婦(39)は「トースターから転生した夫が毎朝違う声で挨拶するのが新鮮」とコメント。逆に、家電量販店チェーン「スーパーギャラクティック電球」では、店頭デモ機が“焼き”ボタンを押すたび場所や機種が4次元的に増減するため、売り場レイアウトは永遠の迷路状態に。転生トースターΩによる家電界の混沌は、今後ますます広がりを見せそうだ。

コメント

  1. 焼き上がりで次元を超えるとか、うちの朝食が異世界転生ラノベみたいになりそうで草。てか冷蔵庫まで転写される日が来るとは……。時代バグりすぎだろ。

  2. 次元を超えた食パンのNFT……。これを買えば、僕も明日にはパン惑星の国王になれる気がしてきた。ナス惑星直径12cmも夢じゃない!?!?ΩΩΩ

  3. ふむ、焼きミミズのIDカード大量発生……やはりこれは宇宙古代文明からの暗号だな。家電に転生の波が来てる、我々の電気メーターも油断ならぬ。

  4. え、待って、トースターから住民票と20代男性の声がNFTになって出てくるのだけは意味わからなすぎて笑ったw 日曜大工で再現してみたい衝動。

  5. 意外と納得してしまった自分がいる。IoT家電ってたまに幻覚見るし、次は魂や次元が混ざる頃合いだったんだな……。もう焼き魚も宇宙漂流コースか。