巨大カブの町、野菜難民に“畑市民権”発給 技能実習は虫語で

会議室のテーブルに町職員と並んで座る巨大なカブの姿が写っている写真。 移民と共生
カブラギ町役場で行われた人間と野菜種族の代表者による移民政策会議の一場面。

人類と野菜種族の共生をテーマに掲げる「カブラギ町」で、新たな移民政策が発表された。同町は今春、地中から突如発掘された野菜難民1,200体に畑市民権を発給。技能実習制度の拡大を受け、トマトやナス、個体名のある巨大カブ難民らが長年活動してきた“野菜集落”の存在も公式に認められた。だが、彼らの医療アクセスや教育支援を巡り、町民と農作物住民の間で異例の混乱も広がっている。

渦中の町役場会議室には、突然現れた“根菜系難民代表”であるカブリーヌ大佐(推定15歳)が出席し、「人参語や虫語でのコミュニケーションができないと、技能実習は困難」と公式表明。一方、町長の洞窟堀進(54)は「今年度から栽培管理士資格の一部を“葉脈認証”試験に切り替え、虫語対応の翻訳器を小学校に導入する」と発表した。しかし、ニンジン児童からは「翻訳器が鳴るとダンスしたくなり読むのが遅れる」との苦情も噴出している。

医療機関の対応も前例なき事態が続く。地元カブラギ医院ではカブ難民の定期健診を導入したものの、体内の成長環境に応じて診療台のサイズが刻々と変化する問題が発生。医師の砂田メロン(44)は「午前中は患者1名がカブだったはずが、午後には群体分裂して新たにラディッシュ5名が追加された。カルテの電子化も追いつかない」と頭を抱える。

町内ではこの混乱の隙間をぬって、雑草系ニューカマーによる“市民権偽装写真”ブームも拡大傾向にある。葉書に自作の根っこを押し当てるだけで誰でも申請できてしまうため、SNSでは「うちの芝生やタンポポも今日から畑市民!」「ガーデンからの出稼ぎチューリップに友達申請され困惑」といった投稿が相次ぐ。専門家の遠野草吉(農業社会学者)は「多様な作物系市民との共生は、必ずしも種族間での相互理解を容易にしない。人間と野菜の間に未解決の“おひたし問題”も横たわったままだ」と警鐘を鳴らしている。

カブラギ町では今後、技能実習フェア内で“葉っぱ交流会”や“自由根っこ発表会”など多文化共生イベントが開催予定だが、人間町民と野菜難民の間で、畑で履く長靴の指定色をめぐる論争も続く。町長の堀進は「何色でもいいではないかと思うが、カブ側から“赤は加熱される恐怖を助長”とのクレームもきた。慎重に議論したい」と表明している。

コメント

  1. いやカブリーヌ大佐推定15歳の重みよw 虫語検定の対策本どこで売ってるの?いよいよ人参児童もダンスしちゃう時代。#カブラギ町混沌

  2. 葉脈認証って指紋より精度高いのか?そもそも群体分裂する診察券管理、無理ゲーすぎぬ?俺は芝生系市民を信用しない。

  3. 芝生が畑市民になる世界、なんか納得しちゃった…うちの観葉植物にも権利を!頑張れタンポポ、負けるなチューリップ。

  4. 天ぷら長靴禁止?赤い靴トラウマ論争www 明日は我が身なので黄色で収穫祭いきます!

  5. ブフォッ…夕方になったら体が5つに分裂して役所回るのしんどすぎる。虫語で連絡しても町長既読無視なんだが。