琵琶湖南岸に突如として登場した「生体発電コイステーション」が、湖水の浄化とゼロエミッションを両立したとして、環境工学界のみならずコイ愛好家の間でも前代未聞の騒動を巻き起こしている。当局の調査が続くなか、現場には泡と歌声が満ち、SNS上では「コイはもう炭素より詩的」との声も広がっている。
同ステーションは、発明家テスラ・鯉沢(56)率いる「フニャラ環境機構」が開発。総勢7,800匹の歌うコイが24時間交代制でヒットソングや浪花節を熱唱、発生した歌声の振動エネルギーと生成泡を用いて独自の「泡音発電タービン」を稼働させる仕組みだ。タービンが生み出す電力は、周辺5町村の水車型スマートハウスへ供給。副産物の炭酸泡はコイの口元から直接放出され、湖水中の微細ごみや毒素を吸着しオゾン層まで押し上げる“昇天洗浄”プロセスに利用される。
現地を視察した環境技術評論家のチェベレンヌ・モリトフ氏(38)は「これほど詩的かつ物理法則不干渉なエコ発電は記憶にない。水質改善率が歌詞の滑舌度に大きく比例するという独創性は評価できる」とコメント。ただ一部では、「朝方の演歌タイムに魚以外の生物が神経性泡立ち症を発症する」「カモメがサビで踊りだす」など、生態系への波及効果を巡る懸念も絶えない。
国立水域ゼロエミッション研究所の報告書によれば、同システム導入開始後わずか72時間で湖水のプランクトン密度が58%減少。だが、突如現れた“歌声による水分子ねじれ現象”の影響で、湖面の一部がカラフルな泡立ちビートを刻む不可解な現象も発生。近隣の高校生バンド「湖底のサかナーズ」は「コイ達のコーラスに合わせて新曲を書きたい、音源配信希望」と語る一方、水辺の主婦(42)は「早朝に“荒城の月”が合唱されて目覚ましかけ忘れても起きられる」と、波及効果への期待を寄せている。
フニャラ環境機構は来期までにダム湖・池・スーパー銭湯の浴槽でも導入を進める構え。特に温泉地の“泡音足湯”構想に関しては観光協会から「コイとコラボする癒し系バイオ発電」と支持を集めつつあるが、一方で「人間が歌った場合の泡効率は著しく低下」「フラットな和音にコイが反乱を起こす」など、不可測な課題も山積みだ。『泡の中から未来を歌う』という新世代エコモットーの行方を、引き続き注視したい。



コメント
え、コイって歌う以前に口パクじゃなかったっけ?でも泡の物理法則が無視されるなら歌声エネルギーもアリか…訳分からんけど面白いな!
今夜も琵琶湖に コイのシャンソンがこだまする…!泡を超えてオゾン層に歌詞が突き抜けたら、宇宙も綺麗になる説(根拠はない)。
サかナーズが音源コラボ希望するあたり、もう完全に湖が舞台化しててワロタ。朝から荒城の月で起床する未来、悪くない。
歌うコイが水質浄化とか逆に現実味あるな…だって普通の方法じゃもう無理ゲーだろうし。泡ビートの湖面、見てみたいぞ。
つまりコイが歌えばオゾン層が癒やされる…?すべての温泉で合唱大会が始まり、人類は泡立つ五次元へと旅立つのだ…カモメが踊るのも必然!