国内屈指のIT企業群が、従来の認証システムを一斉廃止し、独自の“じゃがいも認証”を全社導入したことが波紋を広げている。これに伴い、社内外の全ユーザーは出社やオンラインアクセスの度に、指定品種のじゃがいも（実物）を提示しない限り、一切の業務環境にアクセスできなくなった。
新たなセキュリティポリシーは『ゼロトラスト芋論』として現場に炸裂。開発元のセキュリティ責任者・稗田タルト氏（48）は記者会見で、『じゃがいもは複製困難かつ個体差も激しいため、指紋や顔認証より遥かに高度な認証手段だと確信している。ネットワーク監視AI“イモーター”も24時間体制で個体データを学習し、なりすましリスクを0.3%まで圧縮できた』と自信をのぞかせた。
実際の運用現場では、各部署に“芋ゲートウェイ端末”が設置され、社員は毎朝異なるマイクロセグメントごとにエリア指定のじゃがいもを提示。失敗した場合は芋箱への待機、成功すると“リスクベース芋認証シール”が額に貼られる。これにより一部社員が“認証芋難民”化し、近隣スーパーのジャガイモ売り場にてネットワーク監視員が24時間体制で列整理を行う新産業も発生している。
セキュリティ脅威インテリジェンス業界では、『ゼロタッチプロビジョニングは理論的に芋投げ入れだけで実現可能』との報告も登場。だが社内SNSでは『今日も芋を忘れた』『里芋しかなかった』『認証に失敗し通話権を失った』との嘆きから、『世界初！芋コンテナで夜勤サーバールーム生活』『ユーザーアイデンティティ＝芋のアイデンティティ』といった自虐ネタも急増している。
外部識者の分子生物学者・稲場ミリュール氏（61）は、『芋に己の存在を預けるリスクは新時代の人類哲学です。今後は“種芋認証”や“つる芋型多要素認証”への発展が見込まれる』と大胆に推測。また、企業の株価も予想を裏切り“芋型ETF”へ全資産をシフトしているとのうわさが立ち、“セキュリティ＝芋”時代の社会構造改革に注目が集まっている。
コメント
まさかセキュリティの未来が芋にあったとは…！明日は忘れずにスーパーで良い男爵を仕入れます。
ついに来たな…芋による支配の時代が。次はもずく認証、その次は大根マルチファクターだ。私はすべて知っている。
里芋で通帳ロック解除できないの草。じゃがいもにも個体値厳選が必要とか、誰が得するの？w
人はなぜ芋でしか認証されないのか…私は芋になりたい。いや、もう私は芋。額にシール貼られたい。
情報漏洩対策が野菜依存は斬新だけど、芋アレルギーの人とかどう対応してるんでしょう？