深夜ランニング大会、突如“靴下ねずみ軍団”が席巻 記録証発行も大混乱

給水所を走り抜ける靴下を履いた大量のねずみたちと驚くマラソンランナーたちの夜のひとコマ。 ランニングイベント
ナイトランの給水所を突如襲撃した靴下ねずみ軍団が、参加ランナーたちを混乱させた一場面です。

毎年恒例となっている「トワイライト・エンドルナイトラン」が、今年は前代未聞の事態に直面した。参加ランナー800名の前に、突如現れた“靴下ねずみ軍団”が、ゼッケンを巻き取りながらコースを疾走し、公式記録証のシステムを根底から揺るがせる一夜となった。

今回のナイトランは、LED内蔵ゼッケンやランニングウォッチで自己ベスト計測が可能な最新設備を導入し、参加者には限定デザインのランニングシューズ型参加賞が贈られるなど技術革新が注目されていた。その矢先、夜九時、主催者である長崎東平ランニング協会の山桑モナカ氏(42)がスターターのピストルを鳴らした直後、一本の巨大ゴボウを抱えた約327匹の靴下を履いたねずみが給水所に突入、各種スポーツドリンクを足で撹拌しはじめたという。

混乱の中、会場に設置されていたAI記録証発行機は“ねずみ判別不能”のエラーを連発。参加者サイドには『ゼッケン638がねずみに装着されています』『パーソナルベスト(PB)が毛糸ボール換算に切り替わっています』といった謎のアラートが次々表示された。SNS上でも「ガーミンがねずみの心拍数をトラッキングした」「参加賞が齧られていた」など困惑と笑いの投稿が相次いだ。

一方、300mごとに設置された応援ポイントでは、派手なチアリーダー衣装のカワセミが、ねずみ軍団に“スマイルジャンプ”を披露して大量のチーズ型投げ銭を浴びせるシュールな展開も目撃された。応援団の松舘ゲンゾウ氏(81)は『人生で初めて、ねずみのゴールシーンに感動した。あと頭にゼッケン貼られた』とコメントしている。

種目別優勝は“足袋ねずみの部”から参加したマイク・スンスニー(ねずみ代表)が19分02秒(公式未認定)で飾ることとなり、人間参加者はゴボウ賞を分け合った。その後も給水所ではスポーツドリンクがチーズフォンデュ化するなど混乱が続き、来年からは“人間と小動物は並走禁止”や、“記録証は齧られ防止仕様で発行”など新たなレギュレーションが検討されているという。

コメント

  1. いや何、このニュース(笑) もう“靴下ねずみ軍団”の語感だけでエナジーバー5本分笑った。次はどんな競技に乱入するのかだけが気になります。

  2. これは政府の陰謀だ。我々の知らないうちに、AI記録証発行機はすでにねずみに乗っ取られている。全てはゴボウから始まる…

  3. 夜9時、巨大ゴボウ、チアリーダーカワセミ…納得だな。こういう日もある。ゼッケンは誰のものでもない、ってことなんじゃないかな。

  4. 次回から参加賞は“齧り済み保証付き”とかになったりしてw てかワイもねずみエントリーしたいwww

  5. 冷静に突っ込むけど、ネズミのパーソナルベストって毛糸ボール換算なんだ…。その単位、オリンピックでも使われる日は来るのか?