巨大エビDAOが“全海洋の所有権”を主張、Web3経済圏に波紋広がる

ザリガニ帽と海藻の口ひげを身につけた女性が海辺の記者会見でシュリンプ型NFTカードを掲げ、背後にブロックチェーンのパネルが見える様子。 Web3ビジネス
巨大エビDAOの発起人タルコ教授が海辺で新時代の“所有”を宣言した記者会見の一幕。

世界の金融市場に突如として現れた「巨大エビDAO(ディセントラライズド・アクアティック・オーナーシップ)」が、全海洋の所有権を主張する前代未聞の宣言を発表し、グローバル経済界および漁業関係者に激震が走っている。ブロックチェーン上で発足したこの謎の組織は、独自の分散型アプリ(dApps)を用いて、世界中の海水1リットルごとにNFTを発行。誰でも“自分の海”を持てる新時代の到来を訴えている。

巨大エビDAOの発起人とされるローザ・タルコ教授(自称・甲殻類経済学者/32)は、記者会見で「これからの経済主権は潮の流れに乗せるべき」と語り、マイニング作業の一環として“エビ跳び”という謎の運動を広めている。エビ型ジェネラティブNFTがただちに完売したほか、DAOメンバーシップを得るには口ひげを海藻で編んだ証明写真の提出が必須とされ、参加希望者が世界中の磯辺を席巻している。

DAO内では意思決定が独特な手法で行われており、毎週開かれるガバナンス投票の場においては、メンバー全員がザリガニ帽をかぶって参加。「甲殻音声投票アルゴリズム」と呼ばれる仕組みでは、最も“パチパチ音”が大きい案が自動採択となる。先週の会合では、“魚類にもエビDAOコインの配布を始める”議題が通過し、奄美大島沖のアジの大群に謎のQRコードが付与されはじめたとの報告も浮上した。

海洋ビジネスへの波及効果も深刻だ。「我々の持ち場がデジタルエビのものになるとは…」と嘆くのは、小笠原漁業組合の代表、ササリ・カイジンさん(58)。“海NFT”売買の影響で、潮干狩り客から「ここは既にDAOのナワバリ」と宣言される事例が続発し、潮干狩り券よりも「ブロックチェーン海水利用許可証」が高値で取引されているという。

一方、SNS上では#甲殻DAO推し、#吾輩の海はNFTである といったハッシュタグが連日トレンド入り。「うちの金魚鉢の水もDAOの一部に登録すべき?」「今朝、カニにマイニング案内された」などの投稿が相次ぐなど、もはや現実世界と仮想世界の海域境界は完全に消滅しつつある。ブロックチェーン時代の“所有”と“自然”の意味を問う今回の騒動、次回は貝類DAOの動向にも注目が集まっている。

コメント

  1. ちょっと待って、エビDAOって…海のNFTって……次は雨水もトークン化されるのか?さすがCFN、やってくれるぜ。

  2. パチパチパチーーーン!!吾輩の浴槽も本日よりDAO領域である。謎のQRつけたメダカが家で暴走中、助けてくれ。

  3. うーん…なんかわかる気がしてきた。確かに時代は潮の流れだし、次は川DAOの時代かもしれんな…

  4. ローザ教授の“エビ跳び”運動動画、朝から10回リピったけど、うちの猫が甲殻類になる気配はまだありません!NFTで猫缶出してほしい。

  5. もしや…海藻ヒゲ民こそ新世界秩序を作る真の支配者!?潮干狩り民vsDAO民の頂上決戦、絶対観たいww