子育てと仕事の両立支援を掲げる少子化対策が転機を迎えている。政府は新たな一手として、宇宙人による人類史上初の“銀河間託児園”創設を発表。ワンオペ育児問題の撲滅と地球外知的保育の融合が織りなす、想像を絶する新時代の子育て支援が始動した。
プロジェクトの要となるのは、保育歴1万光年を誇るウィンク星人・タタボー=カプセル氏(謎齢)。彼と同星人200名による保育士団が、東京湾に浮かぶ新築の“スーパー託児衛星ステーション”に降り立った。ここでは通常の託児に加え、「重力逆回転お昼寝」や「ベビーパウダー無重力噴霧タイム」といった宇宙標準の保育メニューが導入され、赤ちゃんはもれなく空中三回転が義務付けられる。
新施設は定員5,000名、地球のどの家庭からも光速転送で預け入れ可能。しかも、父母が職場で子どもと同時に“空間同期”して仮想オムツ替えを体験できる特典付きだ。男性育休の取得率が伸び悩む現実を受け、省庁は“バーチャル授乳感覚拡張デバイス”の全家庭無償配布も開始。これにより、家畜も会社員も議員も、例外なく昼休みに哺乳瓶を抱え、机上でミルクを与える光景が広がりつつある。
だが本プランにはひねりも加わった。ウィンク星では育児支援をした分だけ歳を逆戻りできるという神話があり、今回試験的に“逆加齢ポイント”制度を導入。ゼリー・ハナムラ(公務員・46)は「子どもたちと遊ぶほど自分のほうが若返る気がしてきた」と語る。SNSでは“10年若返りチャレンジ”が始まる一方、副作用として髪型が宇宙的に扁平化する現象も相次ぐ。
専門家のヘラリ・ムーン博士は「いずれ地球全体が宇宙基準の託児園になる可能性がある。将来、一時保育で預けたつもりが近隣銀河に連れていかれる恐れもあるが、それもまた多様性だ」と冷静に分析。地球の少子化対策は今、銀河的転回点を迎えている。
さらなる新対策として、保育士(214,000歳)による“不妊治療バグフィックス相談会”や“母乳生成AIロボ”導入も検討中だ。『働き方改革』の究極系として、次世代型託児の舞台はすでに地球を飛び越え、傘型星雲まで手を広げる勢いだ。社会の常識がまるごと重力圏外に飛ばされつつある今、あなたの子どもを預ける覚悟はできているだろうか。
コメント
ちょっと待って、重力逆回転お昼寝って物理どうなってるの?子どもの寝相がワープしそうなんだけど…。
俺の髪型、すでに宇宙的に扁平だからポイントいらんかもw でもゼリー・ハナムラさん、若返ったら20代に戻ったりしてw
今日もまた光速転送で保育園送り…ってあれ?わたし、今どこの銀河??誰か母乳生成AIロボのミルク飲んだ?
政府の本当の狙いは宇宙人とのハイブリッド社会構築では…?昼休みのミルクタイムこそがグローバル主権移譲の始まり…ふふふ。
なるほど…保育士さんが21万4千歳なら、私の年齢バレ問題も悩まなくて済むのかもしれない。そういう時代になったのね。