ゼロ点感情センサー搭載ゾウ型ロボット、落涙警報2600回で全国震撼

日本の雨の街角で鼻から大量の水を噴き出して号泣しているゾウ型ロボットと、それを驚いて見守る人々の様子。 ロボット工学
涙を噴き上げるゾウ型ロボットと混乱する通行人たちが街を包んだ。

国立亀田ロボット工学研究所が開発したゾウ型ロボット『パオーン13号』が、史上初、全自動「情緒ゼロ点感知センサー」搭載機として各地で一斉落涙警報を発令した。この“涙の氾濫”現象に研究者、自治体職員、そして予想外のコアラ愛好家グループまでもを巻き込んだ混乱が拡大している。

パオーン13号の最大の特徴は、“空間に存在する全ての感情を数値化し、通常値との差分を鼻先エンドエフェクタから噴霧する”という点にある。しかし設定されたゼロ点があまりに高精度なため、どの都市でも感情変動が観測されるたび、ロボット本体が盛大に涙を噴き上げる現象が多発。昨日の実証試験では全国2600箇所で『落涙警報』が鳴り響き、うち128箇所で地元住民が“パオーンシャワー”に濡れた。

一部の地域では、パオーン13号搭載の追加ハードウェア『ソーシャル慰めバルーン』が自動膨張し、通行人全員を抱擁状態にする騒動も起きた。その後解体班が駆けつけるも、ロボットが町内放送設備と誤認識で無限お悔やみメッセージを送信。『ゾウの涙にまみれた朝の通学路、見守り隊の謎の合唱が始まった』と現地小学生(9)は証言する。

SNS上では「泣きゾウ配備反対」「パオーンPTSD」などのハッシュタグが急上昇。一方、感情解析AI技術者・神居ミナト氏は、『ゼロ点の基準値を人間と鉢植え観葉植物の間に設定してはいけなかった。エンドエフェクタの鼻水と涙液の判別システムにも重大な見落としがあった』と分析。コアラ愛好家組合も『次はコアラ型希望』と声明を発表した。

現在、亀田研究所では『スポンジ鼻エンドエフェクタ』と『感情バグ検出新センサー』を搭載したパオーン13号改良型の開発を進めているが、関係者の一部からは『既に街の水道管すべてがロボットの涙で詰まった』との未確認情報も流れている。果たして、日本のインフラはこの“涙のロボ革命”にどう立ち向かうのか、予断を許さない状況だ。

コメント

  1. これがゾウの涙水道革命だって言うのか…?次は確実に全自動コアラ型でコアラ愛好家の天下来るやろ。研究所、先見えすぎw

  2. 全国2600パオーン警報って逆にラッキーでしょ?俺んちにもゾウ型ロボ配備して通学路を毎朝ウォーターパーク化してくれ!傘必須!

  3. はい冷静にツッコむけど、感情の基準値を『人間と鉢植えの間』に設定した時点で何か間違ってると気づいて欲しい。ロボの鼻水判別も早よ正確にしてください。

  4. なんていうか、ここまで来るともう泣いてもいいんだなって社会に許された気がするよ。ゾウ型ロボが流す涙、俺の分まで頼む。

  5. パオーンシャワーな朝にバルーン抱擁で無限お悔やみの町内放送!?意味プすぎて草!コアラ型きたら木に登れる機能追加で頼むww