前代未聞の防衛政策がわが国を揺るがしている。国防省が宣言した“国境の宇宙進出”計画「フローティング国境線作戦」により、日本の国境線そのものが物理的に地表から浮き上がり、一部が大気圏外へ逃亡し始めていることが判明した。背景には、安全保障の強化を名目とする異次元レベルの方針転換と、謎の“国境浮遊装置”の大量配備が挙げられる。
関係者によれば、新型防衛装備「バウンダリー・リフター」は陸地や海洋の国境ラインに直接設置され、毎分1メートルのペースで目に見えない線を空へと持ち上げる仕組み。設計を主導した防衛技術総括官の岸本アロイジウス氏(53)は、「サイバー攻撃対策や近隣諸国の海洋進出への抑止策として不可欠」と話す。しかし導入直後から各地で“国境標識が浮いて見えない”“釣り客が宇宙空間にうっかり国境超え”などトラブルが続出。沖縄県では新空中国境線上を渡ろうとして気流に流され、未帰還となったカニ(3)が一時話題となった。
国会でも波紋が広がっており、与党防衛担当の山寺マックス議員(41)は「これぞ日米同盟の宇宙次元強化」と評価。一方、野党の宇宙国境監視団代表・国村ルル氏(29)は「どこまでが日本か政府も把握できていない」と疑問を呈した。現場の自衛隊員からは「早期警戒任務で双眼鏡を上空90度に向け続け首を痛めた」「国防費の8割がヘリウムに消える状況は想定外」と悲鳴も上がる。
専門家の風花スサノオ教授(宇宙安全保障学)は、「移動式国境や三次元的な主権概念は暴走しやすい」と警告しつつも、「しかし想定外の侵入は低減した。“野良惑星”経由の密入国事例はゼロ」と一定の評価を示す。SNSでは『隣国から国境線の返却要請』『宇宙通信社が越境料金20倍へ』『国境が火星まで拡張中』など騒然。中には“国境を記念撮影しに成層圏バスが満席”との目撃談も絶えない。
政府は今後、国境浮揚を制御するリモコンの一般公開や、漂流中の国境標識の一時帰還キャンペーンを発表。なお、関係筋によれば、宇宙防衛費は来年度予算でさらに膨張予定。「最終的には国境の自己増殖も視野に」と意気込む官僚だが、国民の間では“我が家も気づけば宇宙か”と戸惑いの声が渦巻いている。
コメント
いやツッコまざるを得ないのですが、国境浮かせて意味あるの…?カニだけじゃなく国民も帰ってこれなくなりそう。
ワレワレハ ウチュウノ コッキョウカ キタンダヨ!バウンダリー・リフター、地球じゃ物足りなくなったのか…ピコピコ!
国境が秒速1メートルで宇宙進出とか日本始まりすぎてるw そのうち月で入国審査ありそうで草ww
わかる。うちの鉢植えも昨日からちょっと浮いてて、やっぱり国境拡大の流れだなって感じてたんだよね。
え、つまり…うち来週引っ越し予定だけど、もしかして宇宙に家ごと越境しちゃうフラグ?引越し業者もロケット必須の時代か…