見えないボールで競う新競技、フリースタイルフットボール界に混乱と歓喜

透明な衣装を着た男性がフットサルコートで何も持たずにボールを操るような仕草をし、観客が驚いた表情で見守っている写真。 フリースタイルフットボール
“見えないボール”に翻弄される観客と演者の熱気がリアルに広がる。

フリースタイルフットボール界に突如として“見えないボール”を用いたデモンストレーション競技が誕生し、関係者と観客を巻き込んだ騒動が起きている。目に見えないサッカーボールをめぐる不可思議な競技の全貌と、その狂騒を追った。

独自発明者であるサクライ・ポン太郎(35/フリースタイルフットボール師範)は、フットサル場にて「とにかくボールを感じろ」と謎の掛け声と共に、透明な衣装と空の手で“完璧なコントロール”を披露。観客のオオカワ・メグミさん(41/看護師)は「完全に何も見えなかった。なのにポン太郎さんは汗だく。途中からボールが三つに増えたり、浮いたりしていたとしか思えない」と証言するが、目撃情報はてんでんばらばらだ。

この競技では、審判すら「イマジネーションに従う」と伝えられ、判定基準は一切不明。試合後、記録係のコマツ・ダンジロウ(28)は「選手全員がノールックで絶妙なパス回しをしているようだった。数選手は突然“ボールに噛まれた”と悶絶、他の選手は“ボールが重力に逆らった”と主張」と発言。その様子は、もはやスポーツと言うより集団催眠に近いとの見方も出ている。

SNSでは賛否が大きく分かれ、“#見えないボールやばい” がトレンド入り。ある投稿者は「オレの祖父(86)も昔やっていたと言い出した。我が家の歴史が狂いそう」とコメントした。批判派からは「見えないならゴミ拾いと変わらない」との声もあるが、逆に「全身でボールの魂を感じる奥義」「観ている人のイマジネーション訓練に最適」など支持も多い。

専門家で幻覚スポーツ評論家のカスガ・カリブ氏(仮名)は、「物理的実体を取り払うことで、運動と芸術の境界を消し去った意欲的チャレンジ。次は“見えない観客”による応援が導入されると推測」と語る。わけが分からないまま広がるこの新潮流、来年には“見えないゴール”や“音だけ審判”導入の噂も浮上。もはや現実世界にボールは必要なのか、各所で哲学的議論も巻き起こっている。

コメント

  1. いや、結局誰が勝ったの?審判の気分で全て決まるのか…?なんかドッチボール的な恐怖を感じたw

  2. 私は今、見えないボールを3つ操りながらこの文章を打っています……だれか助けてください。ボールがしゃべりかけてきます。

  3. うちの部活も見えないラケットでバドミントン始めちゃう?羽根も見えないから負けは存在しない!ギャル的完全勝利💪✨

  4. うん、わかる。世の中って見えない何かに支配されてるから、この競技はむしろ人間の本質を突いている気がするんだよね。

  5. コレCIAのイマジナリートレーニングの流出だろ。気をつけろ、次は“見えないマラソン”が始まるぞ。