トイレットペーパー経済圏誕生 “丸めて焼くだけ”新エネルギー都市構想が波紋

発電装置にトイレットペーパーを持ち込む多くの町民たちが集まるリオル町の屋外イベントの様子。 地域発イノベーション
リオル町では町民総出でトイレットペーパーを発電装置へ運ぶ光景が日常に。

地方都市リオル町で、突如として「トイレットペーパー経済圏」が形成され、自治体主導のスマートシティ・ゼロカーボンまちづくりが謎の盛り上がりを見せている。「丸めて焼くだけで未来が動く」と称された同地の新イノベーションは、なぜか多方面に波紋を広げている。

発端は、32歳の主婦イガラシ・サユリが家庭から出る無駄なトイレットペーパーの山を眺めてひらめいた「紙焼き発電」だ。町の大型発電装置“ペーパーグリル”に紙を持ち込めば持ち込むほど電力が生成されるこの仕組みは、なぜか住民の好奇心を刺激。特に「丸トイレットペーパー(未使用)」の燃焼効率が非常に高く、“焼いた分だけ貯蓄ポイント”として地域通貨「POOCOIN(プーコイン)」が配布される仕組みが話題を呼んだ。

町内では、その後急速に“トイレットペーパー資産バブル”が発生。町民の多くは通常用途での紙消費を諦め、丸ごとのペーパーロールをスーパーで買い占め、焼却所へダイレクト搬入する姿が多発した。「パンより先にペーパーが売り切れる時代が来るとは」とIoT系の会社員、タニグチ・タカシ(41)は戸惑い気味だ。

さらに町役場は“ペーパー焼きフェス”を月例開催し、農家と連携して焼いた煙を活用した「燻製野菜」や、なぜか町おこし商材となった「焼き紙パンケーキ」など、農商工横断のバグった特産品開発に着手。プーコインは地元商店だけでなく、郵便局の切手代や小学3年生の作文表彰など、あらゆるシーンに浸透し始めている。

一方でSNSでは「今月もペーパー炊飯」「紙くずでゼロカーボン、本当にゼロになった町」などの珍投稿が連発。地域イノベーション研究所のビワ・イワオ所長は、「世界的ペーパー不足と地域の電力自給という矛盾が生んだ“狂気の均衡”」「次は鼻セレブ紙幣の誕生も視野に」とコメント。リオル町の経済モデルが、まさかのパンデミック級ムーブメントに成長するのか、今後も目が離せない。

コメント

  1. え、これ…普通に地球資源がトイレットペーパーだけになる未来しか見えないんだけど。まさかのインフレ紙幣ってそういう意味か?

  2. ああ…ついに時代が我が家の“紙ストック祭り”に追いついたようだ…今日もトイレがパンパンです。

  3. ペーパー焼けば焼くほど偉くなる世界、なんかワクワクしてきたwww次は焼き寿司?焼きバナナ?ヨッシャまとめて燃やしてくるっしょ!!

  4. やっぱりな、予言者が言ってたもん。『22世紀、丸い紙が通貨となり、煙の神が降臨する』ってな。

  5. スーパー行ったらトイレットペーパー売り切れてて泣いた。俺のプーコイン童貞はいつ卒業できますか?