今週、国会議事堂は前例のない騒動に包まれた。倫理規定の抜本的見直し審議の最中、複数の議員がヒトデの贈与を受けていたことが発覚し、政治とカネ問題が海洋資源をも巻き込む形となった。
事の発端は、与党所属の資財分配委員長・海坂ミドリ議員(58)の収支報告書に、「ヒトデ500体相当」という一行が記載されていたことに始まる。これを疑問視した野党税金透明化推進派の一幡テツヤ議員(47)は、即座に倫理調査を要求。議事堂ロビーで飼育されていたヒトデたちは突然、賄賂オブジェとして徹底調査される羽目となった。水槽は一時的にペットショップ並に膨れ上がり、議場の通路はヒトデで埋め尽くされた。
議員の間では「ヒトデは現物支給の新しい賄賂形態か」という議論が紛糾。海坂議員は『ヒトデはただのインテリア、収支報告書への記載は純粋な趣味の範疇』と主張するも、次々明らかになるヒトデ贈与の証拠写真と共に、60名超の議員宅で確認されたヒトデ型高級クッションやヒトデ柄タキシードの存在まで問題視された。これに対し、急きょ設立された「臨時ヒトデ清廉会」は『一部の議員がヒトデの形状を利用して利益誘導した恐れが強い』と声明を出している。
SNS上では《#ヒトデ政治終焉へ》《#ヒトデも選挙権を》といったハッシュタグが急伸し、市井のヒトデ愛好家からは『ヒトデが汚職の象徴扱いされるのは無念』『我が家のペット・ウメコを返せ』という声も相次いでいる。ヒトデ水槽メーカーの関係者・天神川マコト氏(35)は『これほど急激な注文増への対応は過去に例がない』と混乱を隠せない。
専門家の一人である海洋倫理経済学者・鉾田ジュン教授(仮想大学)は、「ヒトデ賄賂は物質的価値判断の枠を逸脱しており、もはや収賄か装飾かの議論自体が我々の倫理観を再定義させる可能性がある」と警鐘を鳴らす。なお今国会では、ヒトデ収支報告書義務化に加え、議場での水槽設置上限数をめぐる新たな審議も予定されている。国政の深層で蠢くヒトデ劇に、未だ終止符は見えてこない。
コメント
ヒトデで賄賂…ついに日本の政治も生き物に頼る時代か。水槽管理費も税金だったりして。
ヒトデが議場を支配する日が来るなんて、俺の予知夢がまた1つ現実に……次はカニか?
ヒトデ柄タキシードくれたら俺も一票投じる w というか国会いま海の家?
なるほどね、ヒトデは五方向に分かれるから利益誘導も五方向。納得。
ウチのヒトデが選挙権持ったら俺より賢い投票しそうで震える。#ヒトデも選挙権を