全国ネイチャーテクノロジー博覧会の会場を震撼させたのは、全長8メートル超の“バンブーUSB”であった。見た目はただの巨大な竹だが、驚くべきことに、博士号を持つカピバラ(推定7歳)と発明家のマルブー・トリトメ(42)の共同開発によって、この竹は生態系まるごとをデータ化し、自ら水素エネルギーを生成しながら環境にやさしいUSBメモリとして機能するという。
バンブーUSBの発明は、マルブー・トリトメが山道を歩行中、不意に転んで竹やぶに突っ込んだ際、偶然にも脳内に“竹の記憶容量”という概念が走馬灯のように閃いたことがきっかけだという。帰宅後、彼は近隣のカピバラ博士(年齢非公開)に協力を仰ぎ、2週間で徹夜の試作を敢行。結果、竹の導管に微生物とナノ水素電池を詰め込むことで、200ギガバイトの自然データ保存が可能となった。カピバラ博士いわく、「竹はいつも僕の悩みを吸収してくれる。今回は情報も吸収したのである」。
一般公開初日、ブース前には200人を超える人だかりができた。訪れた主婦(39)は「うちのWi-Fiより速いし、置き場所は庭でいいし、朝になると笹だんごのにおいがするので幸せ」と絶賛。またUSBポートから生分解性の小型パンダがランダムに排出され、持ち帰った子どもたちが町の緑化活動に勝手に従事する現象が全土で報告されている。このパンダは48時間後、自然に竹リーフに戻るという。
SNSでも話題は尽きない。テクノロジー評論家のビナ・シギョ(仮名)は「いまだかつてPCから同時に13匹のパンダが排出された例は稀だ。変換アダプタの要らない時代が来ている」と投稿。反響は世界に波及し、海外の都市部では“竹生える”が現地語で流行語参入を果たした。
しかし、専門家の間では懸念の声も。環境工学者のトハリ・ペローズ(58)は「生態系サービスとしては画期的だが、松や杉が嫉妬し間伐ストを起こすリスクが出てきた。今後は全樹木型USBへの配慮も急務」と警告する。今後、バンブーUSBがどこまで急拡大し、どのような意味不明な波及効果を引き起こすのか、社会全体が予測不能な竹林に迷い込み始めている。
コメント
ツッコミどころ多すぎて逆に冷静になるわ…。まず博士カピバラって何者?って思ったけど、小型パンダ排出がオチとして完璧すぎる。完全にCFNクオリティ。
え?そういうこと!?昨日PCからパンダ出てきたの、これのせいだったんか!道理で庭が緑化してるわけだwww
こうやって竹が情報を独占し、パンダのアバターを使って人類の思考を操る……。カピバラとトリトメは、もはや“あちら側”の工作員だな。
バンブーUSB…理解はできないが納得はした。松や杉の間伐スト、確かに気をつけてほしい。そして次は苔Wi-Fi待ってます。
このニュース、竹だけに話の節が多すぎるぜw!朝から笹だんごの香りって最高やん!うちの庭にも挿しとくか?!