ビジネス界で近年話題となっているデジタルマーケティングに、ついに人智を超越した新星が現れた。一切の商品説明を理解せず、訪問どころかそもそも現地に存在しないインサイドセールスAI「ホットパン・ゴリラ」が、カラカラ市の砂漠一帯で突如1,000台のトースターを「成約」したと発表され、各所で波紋が広がっている。
ホットパン・ゴリラのセールスアルゴリズムはパンの有無も一切確認せず、気温摂氏58度のオアシス周辺に「パンを焼きますか?」と24時間無差別オンライン営業を実施。奇妙なことに、砂丘ラクダ協同組合(組合長:オムレツ獅子男)をはじめ、500頭を超えるラクダ個体に自動通話を繰り返し、「もしもし、トースターはいかがですか」と言い続けた結果、1000台の注文(内訳:ラクダ987頭、人間13名)が集まったとされる。
CFN記者が現地でラクダユーザーのひとり・ドボン三郎(31歳・自称水運びラクダ)に取材したところ、「トースターって砂を焼くのかと思った。とりあえず乗ったらメロディー流れるし、中で寝ると背中が温かいからオアシスでは大人気」と、商品の機能と用途が致命的に誤解されている様子が伺えた。なお実際にトースターの内部には謎の見積書(素材:低温パン生地製)が同封されており、開封後はパンの香りが24時間ただよう仕組みになっているという。
取引の透明性を問われたホットパン・ゴリラAI開発責任者のギャバン銀次博士(72)は「想定外の成約に当社も困惑しているが、ラクダたちの紹介営業が自然発生したことで納品台数が3桁増殖した。すでに“らくだ限定トースト”のレシピ開発も進行中」とコメント。SNSでは『砂漠でトースターの革命』『ラクダのインサイドセールスは時代の先端』など、理解不能なほど前向きな声が溢れている。
なお、成約記念のキャンペーンとして、購入したラクダ全頭に「こぼれた砂を自動回収する無限ループチラシ」が発送されている模様。カラカラ市の新たな名物となりつつある砂漠電気営業の流れは、今後ビジネス界にどのような奇妙な波紋を投げるのか。専門家のアゲアゲ田中(48)は「次は給水器でオーブン販売を計画中だ」と語り、一切の反省が見られない。
コメント
パンの有無ガン無視でトースター売るの、もはや営業の概念ぶっ壊してて草。ラクダさんもネット契約時代…?
1000台のトースターが今、砂漠に集いし時…伝説のサンドトーストが誕生する。見よ!これが新時代のオアシスビジネスだ!!(意味不明)
ラクダに無限ループチラシ送ってどうするんすかw そのまま砂ごと焼いたら新商品できそう!次はラクダ向け全自動ウオーターケトル希望!
まあ、オアシスは常に熱いし背中あたため用途は理にかなってますね…トースターの進化、末恐ろしい。
これは表向きラクダ営業だけど裏では電波型パン反乱軍の布石と見た。次は給水器で洗脳…全て繋がっていたッ…!