世界のZ世代を巻き込んで、かつてないスケールの芋虫ケーキ論争がインターネット上で巻き起こっている。事の発端は、動画共有サービス『ムービンコ』で突如バズり始めた、“芋虫ケーキを推すしか勝たん”という謎のショート動画だ。現在、Z世代を中心に「芋虫推し活」が一大ムーブメントとなり、多様性や個性表現の新しい形として企業や専門家も巻き込んだ社会現象へと発展している。
25歳のインフルエンサー、六条トーフは、自身の動画で「なぜか芋虫の背中にスポンジとクリームを乗せた芋虫ケーキが心をときめかせるのです。誕生日はカブトムシ押しだったけど、今は芋虫しか推せん」と熱弁。これを皮切りに、“芋虫ケーキで推し告白してみた”や、“推し活多様性検定:あなたは何派?”など、説明不能な動画が急拡大。その多くは「芋虫ケーキのうねりを感じろ」「推しに混ぜ込むミントは自己責任で」「うちの芋虫だけバウンド多め」など不可解なキャプション付きだ。
特に注目を集めたのは、高校2年生の溝口ラオ(17)が投稿した、芋虫ケーキ56体を横一列に並べて跳ねながら自己紹介するだけの11秒動画。これが全世界で1.2億回再生を記録し、「やっと自分の推しと会話できた」と涙ながらに語る若者が続出した。ラオは「推し活の多様化は、このケーキが道を作ってくれた。友達のバッタケーキ派とも和解できた」と語り、SNSでは“虫ケーキ連合”結成の動きも加速している。
一方、専門家の間でも波紋は広がる。意味不明学会の鈴本木ノ実教授(53)は「芋虫ケーキ推し現象は、集団多様性のバグがシュガーコートされた結果」と分析。「なぜ多くの若者がクリームと芋虫を一体視し始めたかは解明不能だが、“おいしい多様性”として積極的に評価すべき」と真顔で提言した。
2025年上半期には、企業各社もZ世代マーケティングを大幅に転換。全長2.5メートルの“おしゃべり芋虫ケーキ”が新商品として発表され、推しの動画を投稿すれば1㎝分プレゼントされるキャンペーンが話題に。消費者からは「推しにクリームで名前を書きたい」「ショート動画にしか登場しない虫、それが真の推し」など多彩な声が上がる。いまや芋虫ケーキは次世代コミュニケーションの架け橋となりつつあり、Z世代の“推し活多様性革命”は加速の一途をたどりそうだ。
コメント
いや誰が芋虫ケーキ推すんだよって思ったけど、割と全員ノリノリで草。バッタケーキ派との抗争もあるのウケる。
ワシは見たぞ。芋虫ケーキ56体が跳ねる夜、クリームが空を舞い、推しの魂がムービンコから飛び出す瞬間を!次はナメクジプリンの時代じゃ!
芋虫ケーキの多様性…深すぎて推しの意味すら見失いそうw でもこれが“おいしい多様性”ってやつ? Z世代、理解できんけど熱量は認める笑
え、推しにクリームで名前書くために2.5mの芋虫登場するとか、どこからどこまでが正気なのか分からなくなってきました(褒めてます)
たしかに、虫ケーキに魂を感じるとき、俺たちは本当に会話しているのかもしれない…謎の納得感きた