歌うジャガイモ映像が世界一拡散、ついに「いいね金庫」崩壊

机の上にワイヤレスマイクを付けたジャガイモと、その隣に“いいね”アイコンが溢れるスマートフォンが置かれている様子。 短尺動画コンテンツ
「歌うじゃがいも」動画の爆発的な人気を象徴する一場面。

短尺動画界を未知なる旋風が席巻している。今月上旬、動画共有プラットフォーム「ショートマルチシネマ」に突如現れた『歌うじゃがいも』シリーズが、全世界で再生数570億回を突破した。爆発的な拡散の裏で、プラットフォーム運営の中枢に異常が発生し、“いいね”数を貯蔵する「いいね金庫」システムが前代未聞の暴走を見せていることが分かった。

問題の動画には、料理家を自称するバヤカワ・トゥブモト氏(43)が登場。静止画のごとく動かないジャガイモにワイヤレスマイクを取り付け、AI音声変換によって100か国語で「ドの音」しか歌わないという、圧倒的シンプルさが特徴だ。なぜか一部の視聴者の間で“究極の癒し”として熱狂的な支持を獲得。「リール配信開始から57分間で一兆いいね!」「マイクとジャガイモが別人格では?」などのコメントが相次ぎ、投げ銭の総額はノルウェーの国家予算を軽く上回ったという。

プラットフォームを運営するワールドデジタル趣旨会社によれば、「じゃがいも動画の急激な人気は想定外で、いいね金庫内でデジタルいいね粒子が過飽和状態となり、システム内で自発的にポテト型のアニメーションを生み出す不具合が多発している」と説明。スマートフォン上でも『画面がじゃがいもに侵食される』『スクロールしても歌声が追いかけてくる』といった異常現象が世界的規模で観測されている。

専門家のドクトル・ピンノコ音声工学博士は「この動画は、ヒト脳の“無意味多幸感回路”をノイズで高速刺激する効果がある可能性が高い。動画編集技術はいっさい使われていないが、なぜかある種の広告案件よりも幻惑的だ」と警鐘を鳴らす。一方、広告主の中にはじゃがいも型スピーカーや『芋鳴りアラームアプリ』などの関連商品が誕生し、産業構造の急変を促しているようだ。

SNSでは「じゃがいも語しか信じない」という新興コミュニティが拡大するなど、現実世界への影響も表面化。ショート動画ランキングには『サツマイモ実況ニュース』『ジャガバター漫談舞踊』といった派生コンテンツが乱立し、“芋系音声”ジャンルの爆発的台頭が止まらない。評論家のピキータ・ナンニャー氏(30)は「もはや世界中のユーザーが芋類の歌に踊らされている」とコメントした。

『歌うじゃがいも』が次にどんな旋風を巻き起こすのか、あるいはいいね金庫システムの暴走が現実社会にどんな影響を及ぼすのか、引き続き注視したい。

コメント

  1. 冷静に考えて、ジャガイモ動いてないんかい。AIで多言語ドしか言わないって……これ絶対何かのバグでしょ?いいね金庫も崩壊するとか想像つかんw

  2. ポテトが歌い、スマホが侵食され、時は芋時代…ドドドドドドドドド…ポテト…ポテト…ドドド……(幻聴)

  3. マイクとじゃがいもが別人格説が公式に語られる世界線、もはやギャグ漫画より予測不可能w てか、俺のスマホも芋型ばっか出てくるのウケるw

  4. ふむ…。人類が芋語に目覚める時がきたということかもしれませんね。確かに“無意味多幸感”は時に世界を救う…納得しました。

  5. いいね金庫暴走=ポテト型アニメ大量発生…完全に芋クラゲ計画発動の前兆。ドクトル・ピンノコもきっとグル。#ポテトは見ている