いいね連打で国家決定!?犬系インフルエンサー、SNS総選挙で首相就任へ

日本の国旗を背に大型記者会見場でマイクに囲まれるポメラニアン犬の姿。 ソーシャルメディアと政治
新首相に選ばれたポメラニアン犬・チバ・スフレ氏が記者会見場に登場。

国家の命運を握る政界に、ついに“フォロワー至上主義”の波が押し寄せた。昨夜行われた史上初の「国民SNSリアルタイム政権選抜選挙」にて、11,487,009名のインフルエンサーが繰り出した「いいね」の嵐は、まさかの犬系投稿主・ポメラニアン犬のチバ・スフレ(3歳)を新首相の座に押し上げる事態となった。

同選挙は、朝8時から夜8時まであらゆるSNSプラットフォームで全政党候補者を自由にタグ付けし「#政権変わら犬」を同時投稿するという新方式。候補者本人による投稿の勢いと、インフルエンサー拡散力の連鎖にて即時の“世論スコア”が更新されていくシステムだ。事前調査では、歴戦の元官僚やカリスマ経済評論家の名前が上位に来るとみられていたが、昼過ぎからチバ・スフレ氏が「ラテアートの上で転がる動画」や「骨風呂ショート」の連投で爆発的なバズを記録。特設サイトのコメント欄は「かわいすぎて日本政治どころじゃない」など、犬派支持者の絶賛文で溢れ返った。

選挙管理委員会は混乱に備え、投票所にリアル骨ガムを配置したが、それもむなしくSNS投票が圧倒的過半数を占める結果となった。旧来のポスター掲示板前を歩いていた田生モチャ議員(60)は「急に犬動画が政権公約に…時代は変わった」と困惑した様子をみせた。一方で、炎上対策として急遽導入された新AI『イヌタス』は、直後に「#肉球財政改革」が不正トレンドとして検知されるなど、世論操作の難しさを浮き彫りにした。

有識者の間でも波紋が広がっている。SNS民意学を専門とする古塔ワビサ教授(58)は今回の結果について「可愛さによる拡散は脅威。対犬政策が求められる」と分析。また一部野党候補は、対抗馬として猫のインフルエンサーや謎のアカウント(たけのこの里推し)を擁立する案を検討しているとの情報もある。

主要SNS上では既に「新総理に骨を送るオフ会」や「スフレ首相に政策質問したらしっぽを振ってくれた」など、従来の政治報道を逸脱したムーブメントが拡大中だ。次期内閣は「モフモフ安全保障委員会」や「スマホジャーキー配給本部」設置の噂もあり、かつてない犬目線の政策議論に国民の関心が高まっている。今後は「ワン!ワン!議会ライブ配信」への高評価数が、法律成立に直結する見通しだ。

コメント

  1. いやいや、SNSで『いいね』が政策決定に直結する時代が来るとは…これ、選挙制度一回冷静に見直した方が良くない?骨ガムで投票所が混乱って、もはや現実味ゼロすぎる。

  2. ポメ首相…ワンワン議会…これは夢?いや、グラニュー糖が政界を牛耳る予兆かもしれぬ(?)今夜は肉球を磨いて寝よう。国家、既に毛まみれ。

  3. スフレ首相!ぼくの推し犬がついに日本のトップに!ドッグラン内閣まってたぜwww 世界よ、これが真の民主主義だッ! #転がるラテアートは正義

  4. なんで骨風呂ってワードに誰もツッコまないの?犬が政策決めたら配給はきっと毎日スマホジャーキー…わたしは鶏ササミ派だけど、まぁ納得。

  5. 猫陣営の動き要注意だな…たけのこの里勢も参戦となれば政局は更なる混沌へ。イヌタスAI、本当は犬側のスパイだろ?骨の裏に答えがあるはず。