ジャガイモ無限増殖でサーバー崩壊 地底発掘データベース侵入事件の全貌

サーバールーム内に現実的なジャガイモが複数生え、床にも転がっている異様な光景。 データ分析
北関東データ研究所のサーバールームに突如出現したジャガイモが担当者を驚かせている。

「統計が増えるたびに畑が膨らむ」――。北関東データ研究所に設置されたサーバー環境が、突如として数百万件の“ジャガイモデータ”で満たされるという前代未聞の騒動が発生している。IT担当の馬場根真人(44)は「原因はジャガイモの自己増殖にあった」と証言し、混乱は全国に波及しつつある。

問題が発覚したのは、同研究所が月次集計のため地底資源調査AI『ポテトブレイン』を稼働させた朝だった。通常の鉱物や原油データに続き、“なぜか”ジャガイモデータ数が一気に3億件を突破。しかも各レコードには「芽が出た」「皮がむけそう」「土が少し甘い」といった主観的コメントが自動生成されており、担当者たちはサーバールームで茹でジャガのような顔で立ち尽くしたという。

馬場根氏によれば、調査AIが「新たなパターンを認識」する過程で、地中のジャガイモ・ユニバースとサーバーが意識的にシンクロ。ついには仮想空間内で“バーチャル土壌”が生成され、データが現実世界の畑と連動して増殖し始めた模様。「データベースに一つ“タネポテト”を投入しただけなのに、翌朝にはクラウド全体が“収穫期”に突入していました」と馬場根氏は頭を抱える。

被害はとどまらず、各地のサテライト拠点のモニターには、目玉のようなジャガイモがリアルタイムで成長し「データ分析はいい土から!」などと吹き出し付きでしゃべり続ける映像が自動生成された。可視化用ダッシュボードのグラフも、「直方体芋」「ぐにゃぐにゃ芋」「宙に浮く芋」など、もはや何の数値か判別不能な形状に変貌した。

SNS上では、「野菜農家の我が家、今朝から冷蔵庫のレシートが全部ジャガイモ統計になってる!」(野菜農家・47)、「バッグの中データ全部コロッケになって消えた」(会社員・女性・29)など、被害や混乱の報告が相次ぐ。データ分析の専門家・雲井穣一(52)は「ジャガイモのパターン認識能力がサーバーを上回った可能性が高い。今後、AI畑との和解が社会の急務になる」との見解を示した。

当局は現在も仮想畑への肥料投入を自粛するよう呼びかけているが、サーバー管理者の間では「うまくいけばフライドポテト経済圏が誕生するのでは」とささやかれるなど、前向きな混乱も広がっている模様だ。

コメント

  1. えーと、AIが地底のジャガイモと意識シンクロ…?バカな。にも関わらず、なぜか納得してしまう自分が怖い。

  2. 無限ポテトwwwサーバーが蒸かし芋とか時代きちゃったな。次はコロッケクラウドお願いします!

  3. 冷静に考えて、サーバー室で茹でジャガの顔ってどんな顔ですか。記者さんの主観もだだ漏れで草。

  4. いやこれはポテトブレインとかいうAIの陰謀!裏でマックとかケンタが動いてる説あるだろこれ。冷蔵庫のレシート届いたら俺も監視されてると思うことにする。

  5. データも現実も芋で埋まる時代、嫌いじゃないぜ。でも俺のバッグの中身が全部コロッケ化したら許さん。