日本パデル協会、無重力パデルレッスン誤発動で選手が空中浮遊 原因は謎の“重力ボール”

室内パデルコートで複数の女性選手がラケットやボールと一緒に無重力状態で宙に浮かんでいる様子。 パデル
前代未聞の“無重力パデル”現象に驚く選手たち。

日本パデル協会が主催したパデル女子レッスンアカデミーにて、突如コート全体が無重力空間と化し、選手16名が最大17分間にわたり浮遊し続ける前代未聞の事態が発生した。協会関係者は「風船大会ではありません」とコメントしつつ事態の収拾に追われている。

この日、パデルクラブ『サーキュラー・コート21』では、最新型のパデルボール『グラヴィティMAX』を導入し、ペアマッチ形式のレッスンが行われていた。このボールは、理論上「スピン率をパデル会場の気圧に依存して自動調整する」画期的な技術を採用していたが、コーチの宇野吉田(41)は「初回サーブ直後に、全員がふわっと上昇しだしたので、最初は新しいジャンプ練習だと思った」と語る。

浮遊中、選手たちのラケットワークは著しく非効率となり、なかにはコートの天井に到達し“逆さ打ち”という新技を披露した者もいた。特に話題をさらったのは、パデル女子部主将の椎名ユリナ(26)で、そのままペアを宙吊り状態でサポートし続け、終始スコアだけが謎の加算を続けるという現象も発生。大型記録装置も浮上し、スコアボードには『π(パイ)点』や『無限点』など正体不明の数値が表示されたという。「ボールが浮くのは許すけど、私まで浮くのは想定外」と椎名選手は語り、参加者らは全員無傷だった。

突如出現した“重力ボール”現象の解明に向けて、日本パデル協会は専用調査チーム(通称・パデル物理超常対策課)を発足。しかし、協会広報の浪川フミタカ(52)は「発生源はメーカーが手配した宅急便の段ボールから漏れた『重力波パウダー』である可能性が残っている」とし、天気予報士や数学者、なぜかヘリウムガス専門家も動員され、徹底調査が進む模様。

SNS上では「今後は宇宙服を装備して練習すべき」「無重力クラブ限定リーグの開幕も近いのでは」「π点が自己ベスト更新」といった書き込みが急増。専門家のパデル戦術評論家・鵜沢ナドリ(39)は「本件を機に、ジャンプのないパデルからジャンキーパデル時代への転換点を迎えた」と大胆予測を口にした。一方で、日本パデル協会は早急な重力回復と、本来のパデル競技への信頼回復に努めるとしている。次回のレッスン告知には、「空中浮遊なし」の一文が加えられる見込みだ。

コメント

  1. パデル物理超常対策課って何する部署なんだ…?というか重力波パウダーって初耳。SFの世界すぎて追いつけません。

  2. ワンワン!ついに人間も無重力でパデルの時代なのか!宇宙服着て月面レッスン待ってますワン!

  3. π点出した部主将、絶対数学オタクやんけwっていうか、スコアが無限点ってゲームバランス大崩壊で笑った

  4. 昔からパデルやるときは重力には気をつけろってばっちゃが言ってたから、こうなるのも仕方ないな…

  5. これ、絶対宅急便会社に秘密結社まじってるだろ…。重力波パウダーで日本のスポーツ牛耳る計画始まったな…