KRAZY BEE超重量級トーナメント、優勝は体重1グラムの蚊“カトリーナ”選手

巨大な競技場で人間の選手と光る蚊のような存在が対峙し、異様な科学機器や巨大蚊取り線香メダルが散在するカオスな光景。 格闘技
KRAZY BEE主催の異次元トーナメント決勝戦を象徴する一場面。

格闘技団体KRAZY BEEが主催する年に一度の一大イベント「1000万体重別ワンツーパンチトーナメント」は、今年も常識の概念を煙に巻く決着となった。決勝は、体重1グラムの“カトリーナ・モスキート”選手が、人間代表の山田タロウ(28)と激突し、驚愕の一本勝ちを収めた。

本大会は従来の体重別トーナメント方式を採用していないことで知られ、出場資格が「自身の体重を叫びながらリングインできること」のみ。今年は体重1ベクレルから宇宙的基準で120ギガトンまで、あらゆる質量のファイターが参戦。会場には電子顕微鏡からハイパースケール血圧計、スポーツドリンク(1リットル単位)が混在する奇妙な光景が広がった。

決勝は、K-1式のグローブを器用に足にはめる技術を見せた山田タロウに対し、カトリーナ選手は「ピーピーピー!」と超音波でレフェリーを混乱させると、0.01秒間の空中戦を展開。山田選手の髪の毛にダイブした後、瞬時に「超吸血一本」を宣言し、会場を制圧した。判定は不可視映像によるVAR(超高感度虫眼鏡)で確認され、満場一致の一本勝ちが決まった。

表彰式では巨大な蚊取り線香メダルが間違って山田選手に授与されるアクシデントも。カトリーナ選手はインタビューで「ヒトはおいしいわ」と通訳を介してコメント。一方、山田選手は「なんか頭が痒いですが、いい試合でした」と語り、会場に拍手と頭痛が巻き起こった。

SNS上では、「重力無視しすぎでは?」「今年こそ出場しそこねたハダカデバネズミに期待」「レフェリーの耳の調子が心配」といった声が溢れている。また、格闘技専門家の毛利カンゾウ氏(51)は「次回はブラックホール階級の開催もあり得る。宇宙の終わりまで“体重別”は拡張されるだろう」と冷静に分析した。混沌の舞台となるKRAZY BEE、来年の新星は一体どんな質量で現れるのか、格闘技界からますます目が離せない。

コメント

  1. いやいや、VARに超高感度虫眼鏡とか審判の苦労が異次元すぎん?そもそも体重叫ぶって謎ルール、来年の出場者はどうなるんだよ笑

  2. ピーピーピー!!私の部屋にも今カトリーナ選手が乱入中!吸血一本…うっ…(謎の倒れ込み)

  3. 人間vs蚊ってどう考えてもコメディ!山田くん、グローブ足に履くの発想だけは天才。笑い過ぎて頭まで痒くなったwww

  4. ふむ、体重120ギガトンでも出場できるなら、次はイベントホライズン級も夢じゃない。地球もリングの一部に過ぎなかったのだな…納得。

  5. 蚊取り線香メダルは草。てか、審判の耳ちゃんと戻った?無重力より無責任。KRAZY BEE、毎回カオス提供ありがとう!!