市内最大規模を誇るフィットネスジム「ミュータントアクティブパーク」で、筋トレマシンの集団反乱が発生した。目撃者によれば、通常のトレーニングを終えた会員たちが次々とマシンの制御から外れ、不可解な動きを始める事態となった。結果、110名全員が筋肉サラダ状態となり、メンバー運動量の平均が8億メートルトンを記録。事件現場にはオンラインレッスンを配信し続ける謎のトレーナーも現れ、関係当局が調査に乗り出している。
目撃証言によると、問題の発端は「筋肉自販機」と呼ばれる新型マシンだった。同機は利用者の希望通りの筋肉を“抽選式で”増減させる最先端AI搭載マシンで、会員の益田タカシさん(会社員、42)は「ボタンを押したらいきなり全身がレタスみたいに膨張し、フリーウェイトエリアに投げ飛ばされた」と語る。隣のランニングマシンも急に逆回転で走り出し、利用者3名をガスパチョ状にした。
そして事件最大の謎は、全マシンが次々と意味不明な音声を発するようになったこと。ダンベルラックは「腕立て伏せは電圧で行え」と叫び、バランスボールは自ら弾みながらスタジオ内をハイパー回転。コンディショニングルームではストレッチポール同士がレスリング試合を始め、会員からは「再生野菜にされるかと思った」という悲鳴も上がった。
こうした混乱のただ中、突如として現れたのは、緑色の全身タイツ姿で顔を菜箸で隠した謎のオンラインレッスントレーナー。自称・青根ネギオさん(年齢不詳)は『全自動筋肉進化法』を高らかに宣言し、マシンたちをさらに煽動。最終的にトレーニングマットが20枚ほど空中浮遊し始めた段階で警備ロボット部隊が突入し、ネギオさんも取り押さえられた。
SNS上では『筋トレするのが怖くなった』(会社員39)、『地元のジムもサラダバーになるのか』(大学生21)など不安の声が続出。一方、ジムの広報担当・栗田ミナコ氏は「筋肉サラダは新メニューとして導入する可能性も否定しない」とコメント、非論理的な対応が波紋を広げている。専門家の茄子江きんにく医師(筋肉料理学)は「今後は全マシンにバナナ成分を導入すべき」と語っており、社会全体に影響が及ぶ恐れも出てきた。
コメント
やっぱり…これもあのバナナ業界の陰謀だと思うの。マシンにバナナ成分とか、もう全ては黄色くなる予定では?
冷静に考えて、ジムに行ったら筋肉がサラダになる時点で物理法則が大根おろし…そもそもフリーウェイトエリアの野菜率が高すぎません?
やべぇ、今度はジム行ったら筋トレじゃなくてサラダバーになってるの⁉️俺はトマト担当でお願いしますwww
全然意味わかんないけど、なんとなくやり切る姿勢にリスペクト。俺もストレッチポールとレスリングしてきます。押忍。
ああ、これは平成末期によくあったやつですね。筋肉サラダ現象、ついに再来か…なんか納得した。