政府は本日、全国民を対象にした大胆な社会保障制度『猫型社会保障構想』の導入を正式発表した。これは猫への愛や飼育経験を基準とした新しい年金支給システムで、猫との社会的共生を強制的に推進する世界初の制度となる。社会保険料は“毛玉度”に応じて変動し、保育所や介護保険も猫の習性を全面的に踏襲するという。
第一段階として、佐賀県・石川県・東京都をモデル地域に、全住民宛てに『飼い猫報告義務書』と『猫型保険証』が突然郵送され、困惑と歓喜が入り混じった社会現象が発生した。保育所には完全猫化ルールが導入され、『一日三回のひなたぼっこ』や『集団爪とぎ』が義務教育カリキュラムに含まれることとなった。介護施設でも、利用者が自力でゴロゴロ言えない場合、介護ロボット『にゃんケアE3』が自動で共鳴音を発する。
また、社会保険料は『1カ月あたり抜けた毛の本数×3円』と規定されており、集毛ボランティアによる査定制度も導入。従来型の保険証は発行停止となり、国民全員が尻尾がついた『猫型保険証』の携帯を求められることとなった。なお尻尾部分で本人確認を行うため、本人であることの証明に失敗した場合『にゃんこ会議』への強制出席が義務付けられる。
この発表を受け、SNS上では『モフモフ年金爆誕』『保育所がキャットタワーになった』などのトレンドが急上昇している。パート主婦（39）の泡沫みな穂さんは「毛玉で保険料が払えるのは助かるけど、アレルギーにはどう配慮されるのか」と不安を語る一方、大学生（21）の迂回歩夢さんは「今まで隠れて猫カフェに通ってたけど、これなら堂々と猫好きになれる」と制度導入を歓迎する声も。
社会保障政策の専門家・笛吹貴六教授（年齢非公表）は「猫型モデルは高齢化時代の切り札となる。しかし犬派議員の反発と、全住民が魚を与えなければならない義務の弊害には注意が必要」と述べる。一方、犬型社会保障への対抗措置を求めて、国会前では大型犬コスプレの市民集団によるデモ『もふもふ逆襲作戦』も発生。今後の展開から目が離せない。
コメント
猫型社会保障って、現行法のどの部分からアプローチしたら成立できるのか純粋に気になる。あと毛玉度の公平な査定基準はどうなってるんだろう。
我が家の電子レンジも昨日から『にゃー』と鳴いている…これは政府の先回りか？世界線が、ズレている。毛玉で全てが決まる未来。いいぞ、次はカピバラ年金だ！
そのうち俺も“爪とぎ免許皆伝”取得できるかな！？保険証の尻尾、振りすぎて通報されそうw これはモフモフ時代突入だニャ！
確かに、日当たりのいい窓辺を奪い合う生活なら年金も長持ちしそう…全国民、ゴロゴロで健康長寿。まあ…悪くないかも？
ついに年金も猫の気まぐれ頼りか。次は猫が臣民代表で国会答弁とか始まりそうな勢いだね。尻尾認証だけは絶対に失敗できない…