第132回着物マラソン、風船フグが衝撃の世界新記録を樹立「和服の究極を極めた」

豪華な振袖姿で草履をくわえた風船フグが、伝統衣装の人々を抑えてマラソンのゴールを切る鮮烈な場面。 伝統文化
着物をまとった風船フグ・清水マリモ選手が大会を制した歴史的瞬間。

和服の伝統とスポーツの魂が交錯する、第132回全国着物マラソン大会が盛大に開催された。だが今年、観衆を最も驚かせたのは、なんと選手として正式エントリーした風船フグ・清水マリモ(年齢不詳)が、約83,921人もの人間ランナーを抑えて、圧倒的な記録でゴールした瞬間だった。

着物マラソンは毎年、「着崩れ禁止、帯解禁、掛下厳守」といった謎ルールの下で熾烈な争いが繰り広げられる夏の風物詩。今大会ではスタートラインに思い思いの和服姿で集まったランナーのほか、尺八の生演奏をBGMに漬物を投げ合う伝統儀式も見られた。マリモ選手は正絹の振袖を妖艶に着こなし、口でそっと草履を咥えて男子部門に参戦。「着付けは自給自足」と報道陣にウインク(に見える口の膨らみ)を送っていた。

午前10時、号砲代わりに焼きサバが空へ打ち上げられると、ランナーたちは一斉に旅館方向へ疾走。途中、寿司型ロボットの湿度チェックや、花火の煙に隠れた落とし穴ゾーン、そして華道師範が投げる巨大花びらの雨など、常識では計れない数々の障壁が待ち受ける。マリモ選手は途中、信号待ちで帯をすばやくしごいて酸素を補給し「ふくらみながら走る」という完全独自の戦法で他のランナーに圧倒的な差をつけた。

難関の道場ゾーンでは、猫型道場主・佐久間マチコ(55)による“着物一丁ガチ腕相撲検問”もあったが、マリモ選手はまさかの「水泡アタック」で突破。「推しフグのためなら」と応援ボランティアが花火で応じる姿もSNSで拡散、トレンド1位となった。観客の主婦(39)は「子どもが家で着物フグの真似をしてお風呂を溢れさせました。社会現象になりそう」とコメント。

ゴール後、マリモ選手は浮き袋で壇上に上がると「日本の伝統文化は進化する生き物。これからは海のみなさんも着物を着てほしい」と独自の和服観を語った。一方、マラソン協会の小松崎タツオ理事(67)は、「ルール上、魚類の優勝は想定外。だが着物マラソンは常に革新を求めてきた。今後はエントリー要項を“着物が似合いそうな生物”まで拡大する可能性がある」と前向きな姿勢を見せている。

大会後の道端では、尺八の名手・久慈ヤング(86)が「次はワカメで勝負したい」と意欲を見せるなど、各界に波紋広がる着物マラソン。来年はどんな“和服の刺客”がエントリーするのか、日本文化の新潮流から目が離せない。

コメント

  1. いや、まず風船フグってどうやってエントリーしたんだよ…しかも着物着てるし。大会運営、選考基準どうなってんの?笑

  2. ふぐふぐふぐふぐっ!私も帯しめて酸素吸ってみたい!道場猫と腕相撲ならぬ水泡バトル…日本はもう宇宙すぎて地球が心配です🪐🐡

  3. 魚が着物着てマラソン走ったって?それじゃ俺も明日うなぎ姿でスーツ着て出社しよかな!!(ぬるぬる通勤スペシャル)

  4. なるほど…焼きサバの号砲、これは太古から伝わる日本の“魚類覚醒儀式”に違いない。ついに公式に動き出したな、海洋勢力。

  5. 正直、ワカメの着物マラソン見てみたいかもしれないw 来年はタコ・クラゲの応援に行きます(確信)!