樹木が議会にロビー活動、風の流通禁止法が可決 森林保護めぐり波紋

富士山麓の議場で並んだ樹木たちと混乱する議員たちをリアルに描写した写真風の画像。 森林保護
全国森林連盟会議にて樹木たちが議会出席し、風の流通禁止法案が可決された瞬間。

森林保護をめぐり、常識を覆す事態が発生した。全国森林連盟会議にて、樹木から選出されたロビー集団が議会へ直接出向き、「風の流通禁止法案」の可決に成功したのだ。植物界の民主主義が拡大する中、政治、経済、科学の各界が揺れている。

連盟本部が置かれる富士山麓の特設議場では、スギ・ヒバ・クヌギら計7本の代表樹が根本で横並びになり、午前9時からトチノキ語によるロビー活動を開始。議会側の通訳担当であるカササギ農業協会のネギハラミチコ会長(61)は「トチノキ語のネゴシエーションは初めて。詰まるところ“風が悪”という主張だった」と証言している。議場内では突如として酸素濃度が上昇し、議員の一部が気絶するなど混乱も起きたが、議会の41票中39票が賛成に回るという、異例のスピード可決となった。

この法案により、今後日本国全域で「風」が地表50センチ以上を越えて流れることが禁じられる。この規定には扇風機・ドライヤー・ため息なども含まれているため、国民生活への影響は計り知れない状況だ。「家の窓をあけてはいけない」「口で息を吹いてはならない」といったガイドラインが即時発表され、全国の小学生たちに竹筒による“りんごの皮むき用息吹き免許”の取得が義務付けられた。

これに対し、SNSでは「息もできない時代」「風派の虫たちよ、さようなら」「洗濯物が一生乾かない」という悲鳴が噴出している。一方、樹木界のスポークスツリーであるオオシラカバ(推定樹齢213年)は「これは新しい時代。人間中心の地球じゃない」と堂々たる幹コメントを発表。専門家のハクサイ理論物理学者・ヨオキサトノブ博士(48)は、「風の原子構造について再研究が必要。いずれ“無風発電”が実現するだろう」と前向きな見解を示した。

生物多様性の観点からは、サギ・カエル・洗濯バサミといった“風好き生物”の生態系移行が懸念される一方、カメ・コケ・眠り猫ら“無風適応種”の急激な進化も始まっている。地球温暖化対策として今回の決議がどのような影響を及ぼすか、今後も極めて注視される。議会では既に「水の逆流促進条例」や「太陽光の横流し規制法」など、樹木主導による未来志向の法案が続々と議題に挙がり始めている。

コメント

  1. いや樹木にロビー活動される時代来ちゃったか…議員よりよっぽど根が深いな。

  2. ワタシ、カメコケ眠ネコ、キノコヒカリノモト進化スル!風?ウーン、ワスレル!!

  3. もう扇風機もアウトとか、夏の終わりをどうすれば…乾かぬタオル、泣いて候。

  4. これは次の陰謀の布石。実は“りんごの皮むき免許”が真の支配ツール。目覚めよ、小学生!

  5. うん、これが令和版の多様性ってことなのかも。次は水の逆流で日本縦断してほしい。