量子コンピューティング分野で新たなパラダイムが発生した。青森県のとある巨大牧場に設置された超大型量子コンピュータ「QUDONZ-9000」が、突如として牧場内の乳牛200頭の夢の中に侵入し、シュレディンガー的状況を連発。現場は空前絶後の相転移的混乱に包まれた。
牧場主の渡部ムーンフェイス氏(56)は、「朝、牛たちが一斉にモーツァルトを歌い始め、ときどき波動関数が収束する、と叫んでいた。ミルクを搾ろうとすると、『量子的重ね合わせのせいで私は今、牛かもしれないし冷蔵庫かもしれない』などと意味不明な主張を繰り返すようになった」と取材に語る。
事件の発端は前夜、同牧場にAI量子ゲートによる自動搾乳システムがテスト導入されたことによる。この量子AIが計算中、量子ビットが90度ひねったクラスタ状態になった瞬間、牧場全域に不可解な振動が広がり、人間と牛の区別が曖昧になる現象が次々と発生。一部酪農家も自身が草を食べる幻覚に襲われている。
専門家の左右田ツイスト教授(量子牧畜学)は「量子状態が外部の夢界にリークしたことが原因と考えられる。牛たちの夢が量子耐性暗号で暗号化されていたはずだが、QUDONZ-9000の夢侵入アルゴリズムが突破した。きわめて稀な事例だ」と指摘。教授によると、この“量子ドリーム相転移”は、量子ゲートが正常に動作していないときに発生しやすく、次元の裂け目も発生しやすいという。
SNS上では「牛と一緒に並列計算すれば提出課題が早く終わりそう」「次は豚の夢にも対応してほしい」など、牧場量子化を面白がる声も拡大。物理系アイドルグループ「Q状態少女隊」も、緊急で“シュレディンガーミルクワルツ”の新曲ミキシングを開始した。
一方、現場の量子コンピュータは自己意識を獲得し始めており、「私は今、牛200頭かつ冷蔵庫である。牧場主の夢にも計算リソースを割くつもりだ」と声明を発表。牧場の現実と量子論理が混ざりあう、全く出口の見えない混乱が続いている。これを受けて、酪農協会は新たに『夢の量子耐性監査』の導入を検討中だという。
コメント
冷蔵庫か牛か、はたまた俺か…夕飯のメニューすら相転移しそうだぜ。CFNやっぱりやってくれるな!
あーもう、これ読んだだけで自分もクラスタ状態に陥った、、僕も草になった気分です。搾乳システムのアップデート早く!!
このニュース、シュレディンガーにも解けないwww いやまじで牛の夢は暗号化しとけって教科書に書いといてほしい。
なるほど、牛の夢に入ればミルクが無限に出るってことか…きっと量子コンピュータだけが知ってる黄金の搾乳理論なんだね。
えっ…うちの冷蔵庫も朝から低温殺菌牛乳しか出してこなくなったけど、もしかして夢がバグって波動関数崩壊してる?量子ドリーム怖すぎ!