来年度から政府は、全国民の給与をキャベツ通貨で支給することを正式に決定した。キャベツの持続可能性と地域経済循環を活かす革新的施策だが、日本全国の農家から困惑の声が上がっている。
本政策は「ゼロエミッション給与支給プロジェクト」として閣議決定され、紙幣・硬貨・電子マネーに次ぐ新たな法定通貨としてキャベツ(生・直径20cm以上)が認定される運びとなった。各省庁の発表によれば「キャベツは分解され土に還るため、ゴミ問題も解決。毎年の昇給は1玉単位で可視化され“リアルな幸福感”を提供する」としている。
実際、先行導入された徳島県では、会社員(34)の柴山ツトム氏が「今月は10玉支給されたが、通勤カバンに4玉しか入らず登校中の子どもに3玉、野良犬に1玉奪われて社会の厳しさを実感した」と語る。一方、スーパー“八百屋ギャラクシー”ではセルフレジがキャベツ読み取り式に変更され、バーコード読みよりも“キャベツの重さや巻きの数による手間”で会計が15倍に膨れ上がる問題も発生している。
環境経済学者の遠山リリカ教授(川越大学)は、「キャベツは一週間で萎れるため消費速度が上がる。結果的に家計も炊事も持続的成長を余儀なくされる」と分析。計算式としては「現在の円換算で1キャベツ=580円相当(天候や虫食いで変動)」となっているが、国会ではすでに「巻きが緩いキャベツによる財産格差」「キャベツ偽造問題」「キャベツを干して通貨を無限保存する農家の出現」など次回国会の主要争点となっている。
SNS上では〈キャベツATMで残高喜ぶおばあちゃん動画〉や〈自動販売機にキャベツ詰まって自販機大号泣〉といった投稿が拡散中。さらに、配達員(22)の新山レンジ氏は「今日だけで74玉のキャベツを配達した。肩が鍛えられ給料の重みを痛感した」と話し、各家庭ではキャベツ収納のため自家用“キャベツバンク(金庫)”の設置が続々進行している。
また、専門家の見解として「タマネギ通貨との併用による流通バランス」や「キャベツ由来袋の地産地消効果」も期待される一方、「全日本キャベツ連盟」会長である農家(63)の菅野レタ男氏は「もう植える場所がない。畑がキャベツで埋まり、夜道を歩けば必ずキャベツに足を取られる」と深刻な悩みを口にしている。
政府は今後、キャベツ硬貨(芯部分利用)やデジタルキャベツ(NFT的概念)導入の検討も表明しており、“持続可能すぎる経済”はどこまで進化するのか、今後の展開に注目が集まっている。
コメント
キャベツ偽造…ってコピペ野菜職人の時代が来たのかな?物理通貨の限界突破すぎて草。
キャベツ10玉もらって給料日テンションMAX⤴︎と思ったら、3玉は小学生に奪われる世界観マジで漫画。次はニンジン通貨頼むぜ!!
つまりこれは政府と全日本キャベツ連盟による壮大な土地支配の序章…。キャベツバンクを拒否せよ。
昇給が1玉ずつ可視化されるのは…なんか達成感ありそうで逆にアリかも。キャリアアップで玉数マウント流行りそう。
配達員の筋肉がバッキバキになる未来しか見えない。キャベツで経済もマッスルも回す国、それが日本(ドヤァ)