“水泳”と“マラソン”の境界線が激しく溶け合う前代未聞の事件が話題となっている。なんと、富士山麓市で開催された第8回ウルトラスイミングマラソン大会にて、会社員(41)の鏑木イチロー氏が着ぐるみ型浮き輪「ヒト型ドルフィノ」を着用し、全長42.195kmを終始“空中浮遊しながら”完走という前代未聞の快挙を成し遂げた。審判団も頭を抱える、その信じがたい一部始終に注目が集まっている。
ウルトラスイミングマラソン大会は、フリーダイビング、スイミングスクール、トライアスロンを複合した「何でもアリ」系大会として知られるが、正式な浮き具使用はこれまで許可されていなかった。しかし鏑木氏は事前説明会で「浮き輪は自分の一部」と力説、まさかの審判からの“自己申告制”でヒト型ドルフィノ(身長2m、重量20kg、妙に人間味がある顔立ち)を着用したままのエントリーを認められた。
レース当日、出場者904人の中で唯一空に浮かぶ鏑木氏の姿が話題を呼ぶ。スタート直後から、彼は全く水に触れず、浮き輪の両手を羽ばたかせるように振ることで浮遊し、まるで都市伝説の「空飛ぶ魚」状態でコース上空を疾走した。主催者の矢田健一郎委員長は「ここまで浮力に頼る選手は前例がない。ルールブックの“想定外”と明記せざるをえない」と天を仰ぐ。この仰天展開に、沿道の応援団も「アイドルみたいでかわいい!」、「もう人間やめてる」と歓声をあげた。
フィニッシュ直前、鏑木氏は着地のショックで浮き輪の口から高性能炭酸ガスが漏れ出し、異常な加速でゴールゲートを突き破った。驚いた運営側は即座に検証会議を開催し、「本人が水泳していない可能性があるのでは」との声も上がったが、専門家である浮力学者の柴山ルカ教授(42)は「浮き輪内に微生物プールを作ることで、空中でも水泳の概念を再解釈している。もはやルールの敗北」とコメント。
一方SNSでは、「新時代のトライアスロン始まった」「浮き輪が来年の覇権アイテム」「ドルフィノはいい人そう」と盛り上がり、早くも“次世代スイマー”誕生の予感に包まれている。なお鏑木氏はレース後のインタビューで「今後はゴーグルに小型扇風機を搭載し、風圧だけで移動する競技にも挑戦したい」と語り、さらなる進化を宣言した。奇妙なスポーツの未来が、いま空中でひっそりと揺れている。
コメント
いや、そもそも“空中浮遊”って反則じゃない?大会運営の想定力が試されてる…。
昨晩も冷蔵庫でドルフィノが踊ってました。私も明日から浮き輪になります。
めっちゃウケるww これ次は空中ブランコマラソンとかになりそうwww
なるほど、微生物プールがあれば空も泳げるのか。……で、次は火星で開催でしょ?
この大会の背後に絶対ヒト型浮き輪利権があるとみた。炭酸ガス、要チェックだな(ΦωΦ)