かつて静かな流れを誇った北海道の新マッケイ川が、今や巨大な「食パンウオ」の大群に占拠されている。表面はふかふか、お腹はジャム入り――まるで朝食のような魚の登場で、地域の生態系や人々の生活が前例のないパニックに陥っている。科学者からパン職人、釣り愛好家までを巻き込んだ混乱劇の一部始終に迫った。
新マッケイ川で最初に食パンウオを発見したのは、釣り人の桜田セロリ(53)だった。「最初は浮かぶパン屑かと思い投網を投げると、魚が『美味しいよ、焼きたてだよ』と話しかけてきたんです」と桜田は振り返る。その後、川全体に食パンウオが爆発的に増殖。「がぶり」と小魚や落ち葉を食すその姿は、まさに食物連鎖の頂点を目指す勢いだ。しかも夜になると、食パンウオ同士がバターについて大声で議論を始める謎の習性が判明。専門家も頭を抱えている。
北海国立自然保護区の生態学者である岡野レジーナ(41)は戸惑いを隠さない。「新たな頂点捕食者の登場は大変な事態。しかもこの魚、ヘタにスライスすると川の流れそのものがトーストの香りに包まれる現象も観測されています」と証言した。さらに環境庁の調査によれば、食パンウオの天敵は現在見つかっておらず、川エビやカモがバターの誘惑に簡単に負けて共存を始めているという。
SNS上では「川が朝ごはん工場みたい」「食パンウオゲットだぜ!」といった投稿が急増する一方、『マッケイ川の危機対策市民連合』が「川の水がバターで滑る。自転車で転倒多発」と警鐘を鳴らす始末。子どもたちは「魚釣りに行ったら朝ごはんが釣れた」と大喜びだが、地域住民の一部は「トースト臭に酔う」と訴え始めている。
気候危機との関連性を問われた岡野レジーナは「温暖化でバターが川に溶け出したため、食パンウオの繁殖に拍車がかかった可能性が高い。しかし、次に『目玉焼きクラゲ』が登場すれば完全な朝食ループに突入する恐れがある」と警告した。一方、エコツーリズム業界では「朝食付き探索ツアー」を計画中。果たして新マッケイ川の生態系は、ジャムとバターに挟まれながらどこへ向かうのか――事態の収束は見通せない。
コメント
いや待て、朝食の時間になったら釣り竿持って川に向かわなきゃいけない時代来た? 食パンウオにバター塗るエビとかカモとか、状況が面白すぎるんだがw
食パンウオが生態系の頂点…?人類が次に支配されるのはジャムかもしれぬ。だが、バターが川を滑らせるなら…私のダイエットはどうなるのだ…(無限思考)
一体何をどうしたら『バターが川に溶け出して食パンウオ大発生』になるんですか…誰か検証して。あと目玉焼きクラゲは見たい。
新マッケイ川、次はフレンチトースト津波くるぞ!!バターを武器に地域住民頑張れ!!!!
……まあパンの未来は川にあるって昔から言うしな。納得。