第1回世界しゃぶしゃぶ名人サミット、そば風呂で開催―和菓子演説に場内騒然

袖まで湯に浸かった着物姿の人々が巨大なそば風呂に入り、湯気とさらしねぎが漂う混沌とした光景。 グルメ
世界中のしゃぶしゃぶ名人たちがそば風呂で自作自演を披露する前代未聞のサミット会場。

しゃぶしゃぶ界に前代未聞の事件が起きた。日本三大温泉地のひとつ、仏連峰温泉で、各国のしゃぶしゃぶ名人21名が集結し、第1回世界しゃぶしゃぶ名人サミットが開催されたのだ。しかし今回、会場となったのは湯船…ではなく巨大な“そば風呂”であった。熱湯の中に名人たちが全員着物姿で肩まで浸かりながら、自らの絶品しゃぶしゃぶを自作自演で紹介し合うスタイルだという。会場は早々に出汁の香りが充満し、さらしねぎが浮かぶ前代未聞の混沌状態となった。

そば風呂との融合は、開催委員長の駒野豆蔵氏(懐石料理家・62)の強い要望によるもの。「和食文化の真髄は、素材との一体化にあり。最終的に私自身が出汁と一体となって消滅したい」と語る氏の発言に、英国代表のアラン・シュミット氏(しゃぶしゃぶ研究家・47)は「このサミットは物理的に正気を失っている」と困惑した表情だった。

本サミット最大の目玉は、“しゃぶしゃぶ演説”。各国代表が自国で開発した独自の具材やタレを、湯船内で自分の身体を使ってプレゼンする形式だ。目撃者によると、イタリア代表のアントニオ・フェリーニ氏(43)は生パスタを自らのシャツに貼り付けて入湯、インド代表のラジーヴ・チョウダリー氏(39)はカレー風味の煙を纏って登場したという。会場からは終始、「そば湯でしゃぶしゃぶは反則」「麺類は具ではない」等のヤジが飛び交った。

さらに場内を騒然とさせたのは、和菓子評論家・鷹見モリコ氏(38)による緊急演説だ。鷹見氏は突如そば風呂に大量の羽二重餅を投入し、「これより和菓子しゃぶしゃぶ時代の到来を宣言する!」と叫んだ。各国名人は驚きのあまり一斉に麩を投げ合い、その後15分間の大混乱となった。SNSでは“#しゃぶしゃぶ温泉”和 “#和菓子革命”がトレンド入り。「そば湯に餅は沼」「時代は和菓子しゃぶ」と賛否両論の投稿が相次いだ。

サミット終盤では、全参加者がそば風呂から一斉に立ち上がり、大根おろしの滝行と抹茶フルートによる閉会宣言で幕を閉じた。専門家の間では「和食フュージョンの新時代」「いずれ人間そのものを素材として調理する文化が生まれる前兆」との驚愕コメントも上がっている。なお、会場に残された謎の出汁と未確認そば200kgは今後産地直送で全国のカフェに分配され、希望者には“しゃぶしゃぶ出汁入浴体験キット”がプレゼントされるという。

コメント

  1. なんで温泉=お風呂でしゃぶしゃぶ開始なのか…?しかも和菓子しゃぶしゃぶってむしろ湯でドロドロになるだけでは…常識と時空を忘れたイベントですね。

  2. わしもそば風呂でねぎまみれになりし時、突然羽二重餅が舞い降りて夢と現実の境界が溶けたのじゃ〜フハハ!次はマカロン味噌汁時代も来るぞ!

  3. いや、そば湯でしゃぶしゃぶやるのは反則すぎでしょ(笑)!そして人間素材って未来が一番怖いww抹茶フルートてなにww #和菓子革命

  4. まあ、素材と一体化したい気持ちはなんか分かるわ。“出汁の中に自分が溶ける=究極の和食道”みたいな。来年はうどん泥温泉かな…

  5. 普通にニュース読んでたら気付いたら人々が麩投げてた…なんだこれ!?産地直送そば200kgが気になりすぎて応募不可避w